2023年6月8日木曜日

区民センター移転調査費

 12日から始まる第二回定例会に向けての議案に、清田区民センター移転のための調査費として、850万円が初めて計上されました。

札幌市内で唯一、区役所に隣接していないのが清田区民センターで、「バス停もなく不便で利用しにくい」「区役所の近くに移転してほしい」というのが区民の声でした。

区役所周辺の清田地域交流拠点に対してのパブリックコメントでも地下鉄延伸とともに、多くの区民から意見が寄せられていて、市は「検討する」といってきましたが、2年越しの予算化となりました。

計画が策定されるのは再来年25年3月予定となっています。区民の声が反映され、誰もが使いやすい区民センターになるようみんなでつくりあげていきたいものです。

もう一つは嬉しくない議案です。冬季オリパラ招致費が4100万円。

「見直し案を検討する上で専門家の意見を聞く場の運営等」に約838万円、「公開討論会・区民説明会(10区)・動画制作」 で約3261万円と書かれています。

この期に及んでも、まだ秋元市長は市民への説明を優先させていません。

「住民投票を早急に実施すべきだ」。市民の、この声が届く議会にするためがんばります。

(6月6日 記) 

雨の中、清田区内4カ所で市政報告をする吉岡市議(6月4日、札幌市清田区)

 

2023年5月25日木曜日

G7広島サミット

 清田区平和行進を楽しみにしていましたが、歯痛で参加できず残念でした。現在治療中ですが、今日の治療は痛かった!健康は活動の土台、大事ですね。

G7広島サミットが閉会しましたが、環境、ジェンダー平等の課題等々あるものの、被爆地広島で開催する意味は何だったのか。

「広島ビジョン」では、ロシアによるウクライナ侵略に関して「核兵器のいかなる使用も許されない」と厳しく言っておきながら、自らの核兵器については「防衛目的のため」「侵略を抑止し戦争と威圧を防止」するものだとご都合良しの、自分には甘い宣言です。

インドネシアの大統領が、広島会合の使命として核兵器の廃絶を呼びかけるよう求めたにも関わらず、被爆者の何よりの願いである核兵器廃絶に対して、「究極の目標」と事実上の棚上げをし、「核兵器禁止条約」には一言も触れずじまいです。

8才で爆心地から2.4㌔の自宅で被爆し、今回広島の原爆資料館で各国の首脳とただ一人で対話された小倉桂子さんは、「外交の力でできるだけ早く戦争をやめてほしい」と語っています。

G7で話し合うべきは、「戦争の準備」ではなく「平和の準備」でなくてはならず、戦争をあおるような会議だったことに寒気を覚えます。

(5月22日 記)

朝の街頭宣伝で臨時議会の報告をする吉岡市議(=5月23日、札幌市)

 

 

2023年5月19日金曜日

「軍拡NO!女たちの会・北海道」

 2015年に、安倍政権が戦争法(安保法制)を強行し日本を「戦争できる国」にしてから8年、いま岸田政権が「戦争する国」へと直進するなか、「新しい戦前にさせない」「軍拡NO!女たちの会・北海道」の集まりがありました。田中優子さん(法政大学名誉教授)と雨宮処凛さん(滝川出身・作家・活動家)のお話は、力強く説得力があり、腑に落ちるものでした。

「軍拡NO!女たちの会・北海道」設立記念シンポジウム(=5月11日、札幌市)

コーディネーターの室蘭工大大学院教授の清末さんはじめ、お店の経営者、教育大学准教授、医師の方など多彩な方々によって運営され、エルプラザの3階ホールは会場いっぱいの参加で熱気があふれました。

 コロナ禍で、とりわけ女性たちは貧困、ストレス、自殺が増え、ジェンダー平等が大きな社会問題となりました。80年前の戦争では、女性は参政権はありませんでしたが、今は参政権があります。

政府は、「政治は高齢者に手厚い」などと世論を誘導し、世代間を分断させ、社会保障を削減して、軍事費倍増を企んでいますがとんでもありません。

 「G7サミット後の7月に総選挙の可能性」とも報道される今、声をあげないではいられないでしょう。何度も何度も上げ続けましょう。そして同じ願いの女性たちが裾野を大きく広げましょう。

(5月16日 記)

 

2023年5月11日木曜日

「選挙のきっかけ」

 わたしは自分の意思を伝えたい(MEGUMI)、ぼくは本当の意味で多様性を実現したい(りゅうちぇる)自分たちの未来の話だから(長澤まさみ)。昨年夏の参議院選挙に向けて、芸能人などがネットで投票を呼びかけました。画期的なニュースでした。

日本は国政選挙も地方選挙も投票率が50%前後と民主主義が揺らぐような数字。18~29歳の若年層でみると30%台、片や小学校から授業で力を入れているスウェーデンでは80%といいます。

4月の市議選挙で選挙カーに手振り要員として乗車してくれた方から、こんな話を聞きました。「投票に行くのを促してもあまり行かない息子が、私が選挙カーに乗ったせいか今回は選挙に行ったのよ。そしたら、受かったかどうか確認してきたわ」と。

またある方は、初めて選挙権ができたお孫さんに「選挙は自分で考えて投票しなさいね」と言ったら、「街頭でよく見かける人(吉岡)に入れた」ということなど、いろんなきっかけで投票したことが改めて分かりました。

日頃から政治について、より多くの方に関心を持ってもらうために惜しまず努力をしなければと思います。

(5月8日 記)

 

2023年4月27日木曜日

二人三脚で

 統一地方選挙後半戦、4年前は生まれ故郷の木古内町議選の応援に行きましたが、今回は立候補が定数より1減ということで、19日から4日間、同じ渡島管内の七飯町に応援に行きました。

上野武彦さんの応援に駆け付けた吉岡市議(=4月20日、七飯町)
七飯町では、若年の勤労世帯が立候補しやすいようにと、報酬を5万円引き上げ定数を前回の18から14に削減しました。17人が立候補し、3人はみ出しの激戦となりましたが、上野武彦候補(81歳)は7期目の当選を無事果たすことができて安堵しました。

 

上野武彦さんの政策を紹介する七飯民報「大地」2023年号外

 選挙カーのスポット原稿を見たとき、「小中学校の給食費の無償化」はありましたが、札幌で私たちが訴え続けた「子ども医療費の高校までの無料化」がありません。それもそのはず、七飯町の子ども医療費はすでに高校卒業まで無料化になっていることを聞きました。給食費にしても1人目は全額負担ですが、2人目の子は半分、3人目は負担はゼロです。

暮らし優先の政策を紹介する七飯民報「大地」2023年号外

地方の町に行って札幌市の子育て支援のお粗末さが際立っていることを痛感しました。

 5月2日からは、札幌市議会がスタートします。

「あらたな戦前」と言われる今、現場にたくさん足を運び、みなさんとの二人三脚で実のある4年間を積み重ねたいものです。 

車から見た函館五稜郭の桜(=4月23日、函館市)

(4月25日 記)

 

 

2023年4月20日木曜日

数々のドラマの先に

 「入れましたよ」

札幌市の市議会議員選挙から1週間が経ちました。地域の報告会などに参加して改めて1票の重さを実感しています。

告示になり接戦が伝えられるなかで、ある読者さんは考えに考えた末、改築中の業者さんに支持を訴えることにしました。どう話をするか何日も考えて言葉のメモもとって電話で訴えました。業者さんは他党を支持してきたこともあり「考えてみます」という返事でした。選挙後に電話をしたものの、何と切り出そうか考えあぐねていると「入れましたよ。良かったですね」の言葉が受話器から聞こえました。

当選証書を受け取った吉岡ひろ子札幌市議(=4月12日、札幌市)
 

9日間の選挙カーの運行にはアナウンサーや手振りのデビューが相次ぎました。政策を訴える日本共産党ならではのビラの数々。ビラの「織姫」ならぬ「折り姫」の手仕事を経て、一種類のビラを3000枚まくスーパーマンもいるかと思えば50枚100枚ならばと配る人。こんな世の中だからこそと、最後の最後まであきらめないでたたかった選挙、数々のドラマが生まれました。

勇気ある行動が積もり積もって、議席に届いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 今週は渡島・桧山など統一地方選後半戦の応援です。

七飯町議選、上野武彦候補の応援に駆け付けた吉岡ひろ子札幌市議(=4月20日、七飯町)

(4月17日 記)

2023年4月13日木曜日

連続当選

 きょうの午前1時半過ぎ、ようやく「当選」の赤い花をつけることができ、事務所で待機していた人たちと万感の思いをこめて万歳をしました。

(写真中央)2期目の当選が決まり、選挙事務所で万歳をする吉岡市議(=4月10日、清田区)
 ご支持ご支援いただいたみなさん、様々な活動をお手伝いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

勝共連合=統一協会のデマビラがまかれる逆風のなか、清田区の党として初めての「連続当選」を勝ち取ることができました。議会活動対応で私自身の地域訪問や宣伝などの活動が不十分な中で、よくぞ7062人の得票が出されたものだと感慨深いものがあります。

きょう、地域の老人クラブの例会に参加すると大きな拍手で迎えられました。お赤飯を炊いて持ってきてくれた方もいてお昼を一緒に頂きました。

きばた市長候補とともに、「五輪よりくらし一番、福祉・除雪に」と訴えました。秋元市長は3選したものの、「五輪招致中止と住民投票を」が市民の声です。

選挙中も「コミュニティバスなど小型でいいので家の近くを回ってくれるバスがほしい」など、交通問題の要求も出されました。やるべきことが山積みです。幸せ感じる札幌をつくるためにがんばります。

(左から2番目)定例の朝宣伝で2期目の決意を語る吉岡市議(=4月11日、地下鉄南郷18丁目駅前)

 

(4月10日 記)

 

2023年4月4日火曜日

「無期転換逃れ阻止プロジェクト」のアンケートに回答しました

 「無期転換逃れ阻止プロジェクト」のアンケートに回答させていただきました。

質問と回答は以下の通りです。


質問1.札幌市の会計年度任用職員にも、安心して働き続けられる条件整備が必要であると私たちは考えます。札幌市の会計年度任用職員制度をめぐる問題をどう認識し、どう対応するご予定であるか、自身の考えに一番近いものに〇をつけてください。

(1)公募制(すでに働いている人がいったん雇い止めになり、雇用継続を希望する人は、新規求職者と同一の公募に応じなければならない制度)の導入は自治体に義務づけられたものではなく、総務省も、「地域の実情等に応じつつ、適切に対応されたい。」と2022年12月23日の通知で伝えています。札幌市では、原則として、3年ごとに公募に応じて合格しなければ働き続けることができません。公募制は今後も続けるべきとお考えですか。

回答】②公募制は今後、続けるべきではない。

【理由】総務省自らが「会計年度任用職員制度の導入等に向けたマニュアル」の中で、「公務の運営においては、任期の定めのない常勤職員を中心とすべき」としています。また、これまで働いてきた人が一定期間だからと、いったん雇い止めされ、雇用の継続を望む人は、新規応募者と同じく公募に応じなければならないという、公募制は義務ではありません。任用期限の上限撤廃とあわせ、再任用では本人の希望を前提に、公募ではなく勤務実績によって、継続的任用を保障すべきです。「住民の参画と福祉の増進に努める」という地方自治体の本旨に照らしても、雇用の安定化に舵を切るべきです。

 

(2)札幌市には、原則として、同じ部では3年までしか働き続けられないというルールがあります。この同一部3年ルールについても、今後も続けるべきとお考えでしょうか。

【回答】②同一部3年ルールは今後続けるべきではない。

【理由】会計年度任用職員にとっても、自治体にとっても、職務を通じて培われた経験や技能を継続して発揮することこそ合理的であり、専門性が求められる職務についてはなおさらで、専門性の継続がなされることで住民サービスの向上にも寄与できると考えます。同一部3 年ルールに何の根拠があるのでしょうか。労働者にとっても住民にとっても不幸です。続けるべきではありません。


質問2.合理的な理由を示さずに更新限度条項を入れるなど法(労働契約法第18条)の趣旨に反する行為は禁じられるべきと私たちは考えます。

「更新回数は4回/労働契約は通算5年までとする」、などの更新限度条項を労働契約・就業規則に書き込む行為に対しては、政府も、「違法ではないが脱法」「法の趣旨を潜脱するもの」などと評価しています。

自治体は、民間事業者等をパートナー(受託者)として数多くの公共サービスを実施しています。札幌市は、合理的な理由を示さずに更新限度条項を労働契約・就業規則に設けている民間事業者等に対しての仕事の発注は行うべきではないと私たちは考えます。自身の考えに一番近いものに〇をつけてください。

 

【回答】②事業発注に際し、事業者が非正規労働者の雇用契約に更新限度条項を設けているか否かを検討に入れるべきである。

【理由】公共サービスの担い手は公務員だけでなく、公共工事や民間委託などを通じて、「民間」に委ねられ、民間労働者と同じ立場の人々も従事しています。有期労働契約を結ぶ際に、更新限度条項によって更新の回数の限度についてあらかじめ合意する、無期転換への申し込みを妨害することは、法の精神である雇用の安定に逆行する「脱法行為」であり、無期雇用を原則とする法改正が必要であると考えます。公契約にあたっては、札幌市は事業を受注する企業の労働者の権利をまもるため、「脱法行為」を見逃さず是正すべきです。

 

「無期転換逃れ阻止プロジェクト」のアンケートの全文は、「北海道労働NAVIのホームページに掲載されてます。ぜひ参考にしてください。

無期転換逃れ阻止プロジェクト「公開質問/札幌市議会議員選挙立候補予定者からのご回答」





2023年4月3日月曜日

「札幌市公契約条例の制定を求める会」のアンケートに回答しました。

 

 「札幌市公契約条例の制定を求める会」のアンケートに回答させていただきました。

質問と回答は以下の通りです。

 

■お問い合わせ1

札幌市において賃金条項を含む公契約条例を制定する必要や意義について、市議会で是非議論していただきたいと考えております。

札幌市議会で公契約条例の制定について審議することについてご意見をお聞かせ下さい。

回答】ア.大いに関心がある

 

■お問い合わせ2

公契約条例は、事業を委託する札幌市、受託する事業者、事業に従事する労働者間で適正に調整されるべき法益や要素が多いことから、制定にあたって考慮されるべき事柄や多くの調整が求められると考えます。制定に当たってできるだけ多くの議員のみなさんのお知恵をお借りして、調和のとれたものにして、できれば各会派一致で制定していただくことを希望しております。この点、率直なご意見をいただければと存じます。

自由記載でお願いします。


【回答】市が発注や委託をしている「公契約」で、現行の入札・契約方法、賃金や労働条件などがどのようになっているかの実態把握をすべきです。札幌市が「官製ワーキングプア」を作らせない立場に立つことが「住民の福祉の向上」を本旨とする自治体のあるべき姿であると考えます。


■お問い合わせ3

札幌市における公契約、あるいは公契約条例について、ご自由な意見をいただきたいと存じます。

【回答】 昨年の参議院選挙では、日本が先進国で唯一賃金の上がらない異常な国だと話題になり、多くの人たちが問題意識を持ちました。札幌市は1000の市区町村の中で「魅力度ランキング」は1位の一方で、非正規雇用の割合4位、世帯当たりの年収は19位、週間就業時間が60時間以上の人の割合1位で「市民の幸福度」は16位です(いずれも20政令市中)。

札幌市の指定管施設で、4月からダンスサークルの会費が実質1.5倍以上になることが分かって利用者が声を上げ、値上げ幅が抑えられるということが最近ありました。物価高騰のもと講師謝礼の引き上げなどで、指定管の運営費が不十分ななかで結局しわ寄せが市民に集まっていると思われる例でした。

公契約条例の制定ですべてが解決するわけではありませんが、札幌市自らが襟を正すことが、市民の暮らしを豊かにし、「子どもを産み育てて生きていくことが楽しい」札幌市を創る土台になるものであり、「官製ワーキングプア」をなくす第1歩につながるものです。

 

アンケートの全文は「北海道労働情報NAVI」のホームページに掲載されています。 ぜひ参考にしてください。

札幌市公契約条例の制定を求める会「公開質問/札幌市長選挙と札幌市議会議員選挙の立候補予定者からのご回答」  https://roudou-navi.org/2023/03/28/20230328_koukeiyaku/ 

 



 

2023年3月17日金曜日

平和で豊かな社会を

 12日、志位委員長を迎えての演説会が開かれ、いよいよラストスパートの時。

演説会の冒頭、挨拶をする志位和夫委員長(=3月12日、札幌市)

国会では志位委員長や山添拓議員らが、岸田政権の歯止めない敵基地攻撃能力を含むミサイル防衛、田村智子議員による放送法をめぐる政府の介入に対する鋭い質問が繰り広げられています。

そんななか、国会の場で「N党議員」が、日本共産党に対して「暴力革命の党だ」などと暴言、予算委員長からも2度も注意を受ける誹謗中傷を繰り返しました。

地域には「国際勝共連合」による誹謗中傷の反共ビラがまかれています。ご存じのように、「国際勝共連合」と「統一協会」は表裏一体の団体です。片や政治団体で反共・反動の先兵として、片や宗教団体の仮面をかぶり、信者をマインドコントロールし、霊感商法などを繰り返しているカルト集団です。

政権が戦争する国に突き進むうえで明らかにされては都合の悪い問題に、真正面から立ち向かっている共産党への卑怯な攻撃には負けられません。

知事選23日、市長選26日、市議選の告示31日、「平和で豊かな社会」をつくるため、必勝を期して頑張ります。みなさんのお力をお貸しください。

演説会2階席、3階席へ向かって手を振る吉岡市議(=3月12日、札幌市)

(3月19日 記)

 

3月12日の日本共産党演説会はこちらからご覧になれます。

第二部予算特別委員会で討論を行いました。

 2023年3月9日、札幌市議会 第二部予算特別委員会で日本共産党所属委員を代表して討論を行いました。

 

討論を行う吉岡市議(=3月9日、札幌市議会)

 

以下、文字起こしで紹介します。

 

 私は日本共産党所属委員を代表して、本委員会に付託されました議案12件中、議案第1号中関係文。議案第5号から議案第7号、議案第15号並びに議案第18号の6件に反対。残余の議案には賛成する立場から討論を行います。

議案第1号一般会計予算中関係文に反対する第一の理由は、生活保護システムのマイナンバー制度対応システム改修費に3200万円が計上されているからです。

国の生活保護受給者の医療扶助の資格確認について、マイナンバーカードを利用する方針に沿って、本市においてもシステムを改修するというものです。
生活保護利用者の病院での資格確認のために、任意であるマイナンバーカードの取得を、事実上強要することになりかねず、通院歴や服薬など機微な個人情報について、本人が望まないのに情報が提供される懸念は拭えません。
また今後様々な個人情報と紐づけされることで管理強化となる恐れもあり反対です。

第二の理由は冬季オリンピック・パラリンピック招致費2億1250万円が含まれているからです。

北海道新聞が昨年12月に行った輿論調査では、札幌冬季五輪招致について、賛成、どちらかといえば賛成が33%。反対どちらかと言えば反対が67%で、前回の調査より10ポイント反対が増えた結果となりました。

東京2020大会は、賄賂疑惑や巨額の経費、差別発言、さらに汚職事件や談合で、市民の不信感は深まり、市長は積極的な機運醸成活動を当面休止せざるを得ませんでした。にもかかわらず、市民の意思を確認もせず、招致活動を推進する予算に反対です。

議案第5号、国民健康保険会計予算並びに議案第18号「国民健康保険条例の一部を改正する条例案」に反対する理由は、保険料が高くなるからです。

国保支払準備基金から物価高騰対策として10億円の繰り入れをし、引き上げ幅を抑えたものの、それでもなお5754円の値上げとなります。国保の加入者の多くが年金生活者や非正規労働者、自営業者です。

そもそも国保料が高く、コロナ禍や物価高騰で生活が厳しく、限度額世帯の保険料引き上げによる中間層の負担軽減措置はすでに限界であり、国保支払い準備基金をさらに取り崩し、市民負担を軽減すべきです。

議案第6号、後期高齢者医療会計予算に反対する理由は、昨年10月から一定の所得のある75歳以上の方の医療費窓口負担を1割から2割に倍化したためです。このことによって本市では26万2000人中(令和2年10月1日)、単身で年金収入200万円以上、2人暮らしで320万円以上の世帯約59000人の高齢者の窓口負担が2倍となりました。物価高騰の中、負担を増やすべきではありません。

議案第7号、介護保険会計予算に反対する理由は、度重なる制度改悪が、耐え難い負担増と、給付減を高齢者に押し付けており、本市は今年度、保険料を据え置いたものの、引き下げなかったためです。

議案第15号、下水道事業会計予算に反対する理由は、都心アクセス道路事業に伴って、創成川通東側・西側に管路の移設をするための工事費用14億円が含まれているからです。

通常管路は可能な限り長寿命化をしていますが、都心アクセス道路整備に入るまでに下水道管移設工事を終了させる必要があるため、管路改築計画にはない工事を行うことになりました。そのことによって、計画的な管路の改築が遅れることが危惧され、また、本来必要のない移設による経費の増額となるからです。

 

次に、本委員会で取り上げました諸課題について、局別に申し述べます。

■最初にスポーツ局です。

大倉山ジャンプ競技場に、宮の森ジャンプ台(ノーマルヒル)を併設するデュアル化計画についてです。

当初、大倉山には大小2つのジャンプ台が併設されていましたが、1972年のオリンピックでは敷地が狭いことから宮の森ジャンプ競技場を建設したと言われます。

本市が2026年の五輪招致を決めようとした際には、宮の森ジャンプ場を利用する計画でしたが、2030招致に向けて変更されました。約90億円で大倉山ジャンプ競技場の再整備を見込みますが、ノーマルヒル併設には61億円かけ、競技エリアと観戦スペースを再整備します。ラージヒルの横にノーマルヒルが建設されることにより、観客との距離ができ臨場感が失われます。また、風致地区である大倉山の遊歩道や樹木など1万平方メートルを伐採する計画です。敷地内の緑化率50%以上の確保と、また、景観にも配慮するとのことでしたが、大会概要計画は、プラス面のみが強調され、聖地である宮の森ジャンプ場をなくすことや、樹木の伐採について、そのためにかかる費用など正確な情報提供がされておりません。不信感の払しょくには、デメリットも含めて市民に明らかにすべきです。

子どものウインタースポーツ塾とスキーリフトクーポン券についてです。

子どものウインタースポーツ塾は、カーリングやアイスホッケー、リュージュなどふだん体験できないスポーツを無料で体験でき、人気も高く、来年度は参加定数を増やして対応するとのことでした。関係団体の意見をお聞きして、充実させていただくよう求めます。

また、スキークーポン券は、回数や利用できるスキー場を増やすこと、中学校も利用できるようにするなど拡充を求めます。

■次に保健福祉局です。

 子ども医療費助成制度についてです。

医療費助成対象を所得制限を撤廃したうえで、高校3年生まで拡大した場合の所要額は、およそ19億3千万円の見込みであるとのことでした。本市の助成制度の拡充は、システム改修に準備を要し段階を踏みました。データの登録処理に時間がかかるほど制度から外れる子どもが多くなりますから、決断が早ければ子育て世帯に歓迎され、また、システム処理の手間も軽減できます。所得制限の撤廃と段階を踏むことなく医療が受けられるよう支援を求めます。

無料低額診療制度についてです。

所得が低い方が医療機関を受診した際、病院代について支払いを無料または低額にする制度ですが、国の医薬分業により、調剤薬局では制度が適用されません。近年は若者や外国人の利用も増え、この10年間で外来では3500件の利用増です。市民のくらしは厳しくなるばかりですから、幅広い周知と医療機関を増やすことが必要です。本市の正確な実態を把握し、助成を検討するべきです。

エキノコックス症の対策についてです。

 人にエキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状が現れず、数年から数十年の潜伏期を経て、症状があらわれるため、早期発見、早期治療が大切とされています。本市では近年、市街地や公園などでキツネの目撃が増えていることから、市民からの相談件数が増加しています。市民の安心・安全のため、取り組みを強めるよう申し上げます。

次に、動物の愛護と管理についてです。

 動物管理センターでは毎年600件を超える様々な苦情や相談があり、その中で虐待が疑われる通報は、令和2年度以降30件程度で推移しているとのことです。動物虐待は絶対に許されない犯罪であると周知・啓発と共に、関係機関との連携を求めました。また、マイクロチップの装着は、犬猫が行方不明になった場合、無責任な飼育放棄などを防ぎ、効果が期待されていることから、助成事業の創設の検討を求めます。

エゾシカ対策についてです。

エゾシカによる農業被害が深刻です。電気柵や追い払い活動などとあわせて、鳥獣被害防止対策事業を立ちあげ、総合的な有害鳥獣対策に取り組むとのご答弁でした。本市が主体的に取り組む上では、専門的な知見を有する職員の配置も必要です。あわせて部署間や道など関係機関との連携で広域的かつ長期的な戦略で取り組むよう要望します。

■次に建設局です。

 厚別区山本通り拡幅整備事業についてです。

 JR函館線と現在拡幅工事を行っている山本通りが交差する跨線橋は、基本的には人も車も、跨線橋を渡って南北を往来しています。昨年10月、山本跨線橋から昇降階段で降りたところの市道の横断歩道で中学生の人身事故が発生しました。信号や交差点が少ないことから、車はスピードを出しやすく、夜は暗く基本的に歩道もありません。再発防止を求める住民から信号機設置などの安全対策の要望が出されましたが、設置は難しいとの回答でした。2025年から3年間、跨線橋部分の工事が行われますが、新設する昇降階段については、鉄北線を横断しない、住宅のある北側から昇降階段を利用できるよう、住民とりわけ子どもたちにとっての安全対策を求めます。

藻岩山スキー場の市民ロッジについてです。

藻岩山スキー場の市民ロッジが老朽化し、現行の建築基準に合致しない、いわゆる既存不適格の施設となっているため、建替えや改築の検討を行っているとのことでした。建替え主体は、札幌市に限らず幅広く検討するとのことですが、更新は急がれますので、本市がリードして進めるよう求めます。

■次に都市局です。

市営住宅の家賃減免基準見直しについてです。

現在、「住まいの協議会」で協議されているところです。2011年の見直しで基準が下げられて以降、減免世帯が増加しているにもかかわらず、市の減免額は年間1億5000万円も減り、入居者の負担が増えています。生活保護世帯を除く、低所得世帯を対象とした減免制度ですから、ここ10年で下がり続けた生活保護基準にそって見直すとなれば、さらに基準が下がり低所得世帯の入居者の負担がさらに増える懸念があります。物価高騰が続き、暮らしに困窮している低所得世帯の家賃減免制度の基準を下げるべきではありません。

■次に交通局です。

交通局の痴漢対策における啓発活動についてです。

若者の性犯罪の被害の中で多いのが痴漢です。近年、入学試験日に受験性の心理につけこんだ悪質な犯行がネット上に投稿されていますが、痴漢は受験生の人生を方向転換させる卑劣な行為です。交通局では、受験期に合わせ、北海道庁や北海道警察とともに、周囲のサポートを促す啓発も行っているとのことでした。本市から性犯罪をなくすための強い姿勢と、社会全体で被害をなくしていくために、より効果的な取り組みを行っていただくよう申し上げます。

以上で私の討論を終わります。



2023年3月9日木曜日

倉本聰さんのメッセージ

 東京電力福島第一原発事故から12年、今も3万人を超える人々がふるさとに帰れないでいます。しかし、岸田政権は、昨年暮れに「将来にわたって持続的に活用する」と方針転換して原発回帰に突き進んでいます。

第1回定例会の共産党の代表質問で「泊原発の再稼働の中止を国に求めることと、4月に行われるG7札幌気候・エネルギー環境大臣会合(4月15・16日)で、『市長は原発回帰は認められない』とアピールすべき」とただすと、「政府の新たな方針においても、原子力発電所の再稼働は、安全最優先ですすめられるものと認識」と答弁しました。

G7の会合に向け市長は、脚本家の倉本聰さんに環境に関するメッセージを依頼し、2月の記者会見で感想を問われると「これからの地球ということを考えたときに、生活の便利さだけを追求していっていいのだろうかという強いメッセージ、思いが伝わる…もう一度足元を見て、自分たちに何ができるのかということを考えていただける、そういう強い思いが伝わってくる」と感想を述べました。

秋元市長、倉本聰さんのメッセージは「原発回帰」を願っているとは思えませんが。

(3月7日 記)

街頭から政策を訴える吉岡市議(=3月5日、清田区)

 

 ※第1回定例会の日本共産党の代表質問全文は、こちらからご覧になれます。↓↓

第1回定例議会 代表質問 太田 秀子議員(2023年2月21日)

2023年3月2日木曜日

90歳、もっと うまくなりたい

 きょうは一斉に6つの常任委員会が開かれ、厚生委員会には、「生活困窮者支援費」や「保育対策総合支援費」「介護施設の非常用自家発電補助」の補正予算案などがかかりました。厚生委員会は午前開催なので、控室には早めに行き質問の最後の準備をして16階の委員会室に向かいました。

厚生委員会で質問する吉岡市議(=2月27日、札幌市議会)

 

私は、介護施設の非常用発電機の補助について質問をしました。特養老人ホームなどの大きな介護施設と、グループホームなど小規模施設は補助率も違います。大きな施設では現在48%に普及されていますが、避難所的な役割もあるので、さらに普及が必要です。

私は質問のあと「うまくいかなかったなー」と思い、豊平区の池田市議に「やー、失敗しちゃった。4年も経つのにうまくいかないわー」と話したら、「それが分かったのも4年経ったからだよ」と慰められ妙に納得。夜、家に帰って赤旗日曜版を手に取り、ページをめくったら…何と!仲代達也さんが登場し、「遊ぶように演じられる境地をめざして 90歳、もっとうまくなりたい」と。そして、残りの命、平和を伝える作品をつくるといいます。紙面を通して熱が伝わってきました。

仲代達也さんが登場するしんぶん赤旗日曜版2月26日号

(2月27日 記)

2023年2月23日木曜日

戦争させない国づくりのために

 市議選の告示日3月31日まで41日と迫る中、オンライン全国地方議員・統一地方選挙候補者会議がありました。約30分という短い時間でしたが、小池晃書記局長の訴えとベテラン議員や新人候補者など3人から、決意のこもった発言がありました。

 政令市は議案が多いし一期目で大変!なんてぼやいていられない。工夫も決意もして、いかに頑張るかが大事だと思いました。

 今回の地方選挙はロシアのウクライナへの戦争が泥沼化し、岸田政権が戦争する国に暴走を始めたなかで行われる選挙です。前法政大学長の田中優子さんは今の日本は「戦時体制」だと言い切っています。戦争させない国づくりのために一歩も引けません。 

 きょうの午後はスマホでも見られるように2分弱のビデオ作成をしました。

 清田区民報2月・3月号の新しいビラも完成しました。サポーターさんや党員のみなさんが、雪道をかき分けたりツルツル路面にハラハラしたりしながら、区民の皆さんのもとに一枚一枚心を込めて届けます。一人でも多くの方に読んでもらえますように。

ビデオの作成に挑戦する吉岡市議

 

1分30秒のメッセージ動画です。

(2月20日 記)

吉岡市議の政策を紹介する清田区民報2・3月号外です。
 
こちらは市内10区共通の内容になっています。

 

2023年2月16日木曜日

「エカシ・フチ」への特別支援制度を

 13日から定例会が始まりました。本会議のあと財政市民委員会で、請願第3号「アイヌの長老エカシ・フチ」への特別支援制度の確立を国・道に求める意見書の提出を求める請願」の初審査がありました。私は厚生委員会の所属ですが、紹介議員として傍聴しました。

「エカシ・フチ」とは、アイヌ民族の長老で、「エカシ」はおじいさん、「フチ」はおばあさんで、この請願は国に対して制度を求める意見書を札幌市議会で上げてほしいという趣旨です。

請願書の初審査のときには、請願者が趣旨説明できますが、わずか5分です。代表の阿部一司さんは5分という短い時間で「アイヌモシリ」の消滅を意味する「北海道」が命名された1869年(明治2)からの、和人によるアイヌ民族への強制的な同化政策をみごとに訴えました。

アイヌ民族は、和人、つまり私たちの祖先によって家も土地も集落も、狩猟や漁、山菜採りなどの仕事も、そして言葉すら奪われ、いわれなき差別に苦しめられてきました。

今回の請願は、「継続審議」となり、採択されませんでしたが、ここをスタートにアイヌ民族の権利を取り戻す運動を札幌から発信しなければと期するところがありました。

(2月14日 記) 

 

くらし、福祉、人権を大切にする札幌市政にしましょうと訴える吉岡市議(=2月5日、清田区)

 

2023年2月9日木曜日

幼稚園デビュー

 一期4年間最後の定例会を前に、局別予算勉強会や議案説明、質問準備など緊張した日々が続く昨日の夜。市役所を出て地下鉄大通駅のホームにいると、息子からメールがありました。

昨日は2歳の孫にとって、初めての幼稚園登園日だったらしく、様子が書かれていました。

「泣かなかった」「園についてすぐにおままごとを始めた」「ご飯前のお祈り(キリスト教系の幼稚園)を無視して食べ始めた」「おかわりを要求した」などなど…そして「帰りのバスで寝た」…。

孫はコロナ感染症が流行した年の10月に生まれたこともあって、外出も殆どできない状況だったので、どんな反応を示すか心配していましたが、漫画のような「幼稚園デビュー」に、一人地下鉄のホームで吹き出しました。

社会という大海原に船出をした孫の楽しくもたくましい幼稚園デビューの姿を想像しながら、私も楽しい気分にさせられました。

息子はメールで、幼児無償化は3歳からなので、10月までは毎月保育料が結構負担なことと、「3歳からでもありがたい」と。

どの子も一人ひとりが大切にされて、幸せに生きる権利を保障できる社会でありたいと願います。

(2月7日 記)

子ども医療費、学校給食費の無償化を訴える吉岡市議(=2月7日、清田区)


 

 

「さっぽろ市政だより」2023年冬号ができました。

 日本共産党 札幌市議団の活動と実績を報告する、「さっぽろ市政だより」2023年冬号ができました。

これから各家庭に配布する予定です。ぜひお読みください。

「さっぽろ市政だより」2023年冬号(表面)

「さっぽろ市政だより」2023年冬号(裏面)    


2023年2月2日木曜日

平和でこそ商売繁盛

 3年ぶりの東部民商新年会が開かれました。

東部民商 工藤雄起会長と北商連 志子田副会長から、「ストップ軍拡、 ストップ増税、 ストップインボイス、 ストップ原発で仲間を増やし、共に商売を頑張りましょう」などとあいさつがあり、歓談・交流の時間では日本共産党から豊平区の池田ゆみ市議・白石区のさとう綾市議、そして私も市議選への決意を述べさせていただき、同じテーブルの清田区の会員さんたちとゆっくり歓談もできました。

 新年会が終わって帰り際に婦人部長の武田さんから、昨年の12月13日に札幌市議会で全会一致で採択された、「所得税法56条廃止」の国への意見書の活動について伺いました。共産党だけでなくすべての会派を回って、中には控室に招いてくれて懇談した会派もあったとお聞きしました。


 「所得税法56条」は中小自営業や農業の家族への給与を経費として認めず、いくら長時間働いても配偶者は86万円、そのほかの家族は50万円が控除されるだけ。民商は「第56条」を廃止してジェンダー平等と働きかけて、札幌市は政令市で2番目、北海道では179市町村101番目の採択、引き続き国で廃止されるまで頑張ろうと訴えています。

 平和でこそ、商売繁盛! ジェンダー平等、今こそ!

(1月31日 記)

2023年1月26日木曜日

新春のつどい

15日に事務所びらき、19日には区内8カ所でキャラバン宣伝、そして22日、3年ぶりの「清田区新春のつどい」があり、寒くて歩きにくい雪道をたくさんの方が参加してくださいました。本当にありがとうございました。

2期目勝利に向けて意思統一(=1月22日、清田区)

 

オープニングのコーラスで、新婦人「コモド」が歌った半崎美子さんの「明日を拓こう」は、18年11月の朝、「バス停前宣伝」に行く途中に車中で初めて聴いた歌です。心にしみる歌声と歌詞は胸に迫るものがありました。

オープニングのコーラスに聴き入る参加者

コモドの歌声は半崎美子さんとはまた違うすばらしい歌声でした。

来賓として、就任間もない民青北海道委員長の山本さんと、紙智子参院議員が力強い激励のあいさつをしてくれました。

激励のあいさつをする紙智子参院議員

私は、わが人生の激動の4年間を振り返り、市議会の報告と選挙に向けての決意表明をしました。

議会報告と決意表明をする吉岡市議

 みなさんと共に力を合わせて、春の市議選勝利を信じてラストスパートに入ります。

ご一緒に春を迎えに行きましょう。

(1月24日 記) 

 

 

吉岡ひろ子札幌市議の挨拶

 

 
紙智子参院議員の挨拶


2023年1月19日木曜日

市議選の事務所びらき

 市議選告示まで75日と迫った1月15日、「吉岡ひろ子事務所開き」を行いました。

歩道などがツルツル路面のなか、足を運んでくださった方々はもちろんですが、人数制限のため参加を見送った方々もありがとうございました。

 

2期目への決意を述べる吉岡市議(=1月15日、清田区)

来賓として参加してくれた老人クラブの方が「去年は大雪でひどかった。ベランダから雪に埋まった車が見えて、結局自宅前で埋まった車を5回手伝った。オリンピックどころじゃないよ。『除雪』の吉岡で頑張って」と、ユーモアをまじえた力強いあいさつをしてくれました。

北野台後援会、新婦人内後援会、年金者組合内後援会の代表の方のあいさつにも励まされ、最後に一番若い参加者のTさんから花束を頂きました。

和気あいあいとした中にも、戦争か平和か、暮らし破壊か守るのかが掛かった統一地方選挙に向け会場が一つとなって、勝利を誓いました。

こんどの選挙は初めて現職としてたたかう選挙で、支援していただいている方への訪問などが思うようにできず、すっかりご迷惑をおかけしていて本当に申し訳ありません。4年間の経験を今後活かしていくためにも絶対に負けられません。

 

(1月17日記)

2023年1月12日木曜日

二十歳を祝う会

 「おめでとうございます」「日本共産党です」「吉岡ひろ子です」と思い思いに声をかけ、準備した民主青年同盟や私のビラを受け取ってもらうたびに、「ありがとうございます」と大きな声で言います。読んでくれることを心から願って。

 


清田区体育館で開かれた「二十歳を祝う会」入り口前は、私たち共産党をはじめ立憲民主党や公明党もそれぞれアピールし、にぎやかさの中にも、統一地方選挙直前の緊張感がみなぎっています。

コロナ禍のため式典は30分だけでミニコンサートなどもなく、終了後は出身の中学校ごとに記念写真を撮影したり、楽しそうに談笑する姿が会場いっぱいにあふれていました。


チマチョゴリ姿の女性と和服姿の素敵なお二人に出会ったので、撮影をお願いすると、快諾してくれ撮ったのですが、スマホの調子が悪く保存がされていなくてがっかりしました。

どの民族であっても出身地でも、性的マイノリティでも、障がいがあっても、一人ひとりが大切にされ、多様性が認められる社会を願うとともに、先に成人した私たちが、いま自分の言葉でメッセージを発信する努力こそが、求められているように思います。

 



(1月9日 記)

 

2023年1月1日日曜日

未来にむかって

 ロシアによるウクライナ侵攻に乗じて、大軍拡と大増税を国民に押しつける岸田政権の暴挙のなか、新年を迎えました。

みなさんから市議会に送って頂いて、矢のように過ぎた3年9か月でした。

4月の統一地方選挙では、平和で豊かな未来につながる社会、みんなが笑顔でくらせる街を作っていくために。みなさんとともに必ず勝ち抜く決意です。

(23年1月1日)