2023年2月23日木曜日

戦争させない国づくりのために

 市議選の告示日3月31日まで41日と迫る中、オンライン全国地方議員・統一地方選挙候補者会議がありました。約30分という短い時間でしたが、小池晃書記局長の訴えとベテラン議員や新人候補者など3人から、決意のこもった発言がありました。

 政令市は議案が多いし一期目で大変!なんてぼやいていられない。工夫も決意もして、いかに頑張るかが大事だと思いました。

 今回の地方選挙はロシアのウクライナへの戦争が泥沼化し、岸田政権が戦争する国に暴走を始めたなかで行われる選挙です。前法政大学長の田中優子さんは今の日本は「戦時体制」だと言い切っています。戦争させない国づくりのために一歩も引けません。 

 きょうの午後はスマホでも見られるように2分弱のビデオ作成をしました。

 清田区民報2月・3月号の新しいビラも完成しました。サポーターさんや党員のみなさんが、雪道をかき分けたりツルツル路面にハラハラしたりしながら、区民の皆さんのもとに一枚一枚心を込めて届けます。一人でも多くの方に読んでもらえますように。

ビデオの作成に挑戦する吉岡市議

 

1分30秒のメッセージ動画です。

(2月20日 記)

吉岡市議の政策を紹介する清田区民報2・3月号外です。
 
こちらは市内10区共通の内容になっています。

 

2023年2月16日木曜日

「エカシ・フチ」への特別支援制度を

 13日から定例会が始まりました。本会議のあと財政市民委員会で、請願第3号「アイヌの長老エカシ・フチ」への特別支援制度の確立を国・道に求める意見書の提出を求める請願」の初審査がありました。私は厚生委員会の所属ですが、紹介議員として傍聴しました。

「エカシ・フチ」とは、アイヌ民族の長老で、「エカシ」はおじいさん、「フチ」はおばあさんで、この請願は国に対して制度を求める意見書を札幌市議会で上げてほしいという趣旨です。

請願書の初審査のときには、請願者が趣旨説明できますが、わずか5分です。代表の阿部一司さんは5分という短い時間で「アイヌモシリ」の消滅を意味する「北海道」が命名された1869年(明治2)からの、和人によるアイヌ民族への強制的な同化政策をみごとに訴えました。

アイヌ民族は、和人、つまり私たちの祖先によって家も土地も集落も、狩猟や漁、山菜採りなどの仕事も、そして言葉すら奪われ、いわれなき差別に苦しめられてきました。

今回の請願は、「継続審議」となり、採択されませんでしたが、ここをスタートにアイヌ民族の権利を取り戻す運動を札幌から発信しなければと期するところがありました。

(2月14日 記) 

 

くらし、福祉、人権を大切にする札幌市政にしましょうと訴える吉岡市議(=2月5日、清田区)

 

2023年2月9日木曜日

幼稚園デビュー

 一期4年間最後の定例会を前に、局別予算勉強会や議案説明、質問準備など緊張した日々が続く昨日の夜。市役所を出て地下鉄大通駅のホームにいると、息子からメールがありました。

昨日は2歳の孫にとって、初めての幼稚園登園日だったらしく、様子が書かれていました。

「泣かなかった」「園についてすぐにおままごとを始めた」「ご飯前のお祈り(キリスト教系の幼稚園)を無視して食べ始めた」「おかわりを要求した」などなど…そして「帰りのバスで寝た」…。

孫はコロナ感染症が流行した年の10月に生まれたこともあって、外出も殆どできない状況だったので、どんな反応を示すか心配していましたが、漫画のような「幼稚園デビュー」に、一人地下鉄のホームで吹き出しました。

社会という大海原に船出をした孫の楽しくもたくましい幼稚園デビューの姿を想像しながら、私も楽しい気分にさせられました。

息子はメールで、幼児無償化は3歳からなので、10月までは毎月保育料が結構負担なことと、「3歳からでもありがたい」と。

どの子も一人ひとりが大切にされて、幸せに生きる権利を保障できる社会でありたいと願います。

(2月7日 記)

子ども医療費、学校給食費の無償化を訴える吉岡市議(=2月7日、清田区)


 

 

「さっぽろ市政だより」2023年冬号ができました。

 日本共産党 札幌市議団の活動と実績を報告する、「さっぽろ市政だより」2023年冬号ができました。

これから各家庭に配布する予定です。ぜひお読みください。

「さっぽろ市政だより」2023年冬号(表面)

「さっぽろ市政だより」2023年冬号(裏面)    


2023年2月2日木曜日

平和でこそ商売繁盛

 3年ぶりの東部民商新年会が開かれました。

東部民商 工藤雄起会長と北商連 志子田副会長から、「ストップ軍拡、 ストップ増税、 ストップインボイス、 ストップ原発で仲間を増やし、共に商売を頑張りましょう」などとあいさつがあり、歓談・交流の時間では日本共産党から豊平区の池田ゆみ市議・白石区のさとう綾市議、そして私も市議選への決意を述べさせていただき、同じテーブルの清田区の会員さんたちとゆっくり歓談もできました。

 新年会が終わって帰り際に婦人部長の武田さんから、昨年の12月13日に札幌市議会で全会一致で採択された、「所得税法56条廃止」の国への意見書の活動について伺いました。共産党だけでなくすべての会派を回って、中には控室に招いてくれて懇談した会派もあったとお聞きしました。


 「所得税法56条」は中小自営業や農業の家族への給与を経費として認めず、いくら長時間働いても配偶者は86万円、そのほかの家族は50万円が控除されるだけ。民商は「第56条」を廃止してジェンダー平等と働きかけて、札幌市は政令市で2番目、北海道では179市町村101番目の採択、引き続き国で廃止されるまで頑張ろうと訴えています。

 平和でこそ、商売繁盛! ジェンダー平等、今こそ!

(1月31日 記)