2019年2月23日土曜日

「健康サロン水芭蕉」の発会

 先週の午後、勤医協の介護施設「水芭蕉」のホールは、コーヒーの香りがたちこめ、用意された椅子は笑顔の男女で埋め尽くされました。

 子どもから高齢者まで、「居場所づくり」をすべての地域に広げよう、地域で共同のまちづくりを進めようと、勤医協「健康友の会」などが、各地で取り組む中で、清田区の「健康サロン水芭蕉」がスタートしました。
 
 第一部はコーヒーとお菓子を頂きながら、おしゃべりや手作りを楽しみました。 

 ある女性は「とっておけばこういうときにつかえるんですけどねぇ」といとおしむように美しい花模様のカップを覗き込みました。 

 私は折り紙で「コマ」を作ったのですが、これが難しくて、何度も先生に手ほどきを受けてようやく完成。

 ほかのテーブルでは昔懐かしい、折り紙の「奴さん」。

 ちぎり絵のコーナーは、若い層の参加者が集中していて、華やかな雰囲気です。

 第二部は「ふまねっと」と「笑いヨガ」で健康作り。

 チラシなどを見て参加した地域の方11人、入居者やデイサービス利用者が18人など、46人 の参加で、第1回例会は、熱気につつまれました。

 「豊平区・清田区健康友の会」の豊平区の役員さんたちが大勢で来てくれ、連帯の絆の温かさにも感激しました。

 高齢者を真ん中にして、みんなが楽しめたのではないでしょうか。
(2月18日記)

2019年2月16日土曜日

いよいよラストスパート

 「吉岡さん、私、木古内出身の友人がおります。○○といいますがご存知ですか?大学の後輩には共産党の穀田さん(穀田恵二衆議院議員)がいるんです」。
 
 老人クラブの定例会で、普段あまりお話をしていない方が話しかけてきました。
 
 数日前に私のビラがご自宅に投函されたとの事。
 
  「先日お電話を頂きました。わざわざありがとうございました」「この間吹雪の中で宣伝していたね。身体気をつけて頑張ってね」と次々と激励やら、お礼まで言われ、感謝の気持ちいっぱいで、会場を出てきました。
 
 後援会のみなさんが、足元の不安定な雪道を踏みしめて配る一枚のビラが、私とその方、さらには共産党とその方とのつながりを深めるきっかけになったのはいうまでもありません。
 
 真栄や北野の事務所などに設置した臨時電話から、後援会員さんや党員のみなさんが連日電話がけして、新しいつながりを作っています。
 
 今年に入って始めた「宣伝キャラバン」は119か所になりました。
 

 里塚では、寒い中私の訴えを聞いてくれた方から「私は無党派だが、今の政治はひどい。がんばって。応援します」と激励されました。
 

 市議選告示まで44日。

 いよいよラストスパートです。



(2月13日記) 

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2019年2月9日土曜日

本腰入れた「子育て支援を」を

 今年に入ってからキャラバン宣伝に取り組み、きょうで100カ所になりました。
 キャラバンの途中、胸に抱かれて、すやすや寝ている赤ちゃんと、女の子を連れているお母さんと、子どもの医療費の話ができました。

 お母さんは、札幌市の子どもの医療費の無料化が、4月から小学2年まで拡大することは知っていましたが、7割の自治体が中学卒まで助成している事は知りませんでした。
 
 「今は心配ないけれど、大きくなったら、(医療費がかかって)大変ですね」と、ビラを受け取って頂きました。
 
 先日「子ども医療費」の学習会があり参加。
 「子どもの医療費」助成は、政府は何もしていません。北海道として入院通院とも3歳未満まで、さらに自治体が上乗せをして、道内では179市町村のうち、125が中学卒まで、54が高校卒まで無料化となっています。

 経済的な理由で、26.4%の世帯で子どもを受診させられなかったという生活実態があり、助成の年齢拡充は急がれます。
 
 また、認可保育園の増設、学校給食費の無料化や、保育士の処遇改善、児童虐待が急増するもとでの児童福祉士の大幅増員など、本腰を入れた「子育て支援」が急務。
 
 予算の流れを変えられるかが、統一地方選挙で問われます。
(2月5日記)


2019年2月2日土曜日

給付制奨学金

 中京大の大内裕和先生の講演を聴く機会がありました。
 

大学の講義では、いつもは居眠りをしている学生も、奨学金の話では、目の輝きが違うといいます。
 
 50年前、年約1万円だった国立大学の授業料は2010年には約53万円と私学に近づいています。

 対して、学生がいる世帯収入は減り、世帯収入に占める大学学費の比重は上昇し、大学生の5割、大学院生の6割が奨学金を利用しています。奨学金を利用せず、アルバイトに明け暮れる学生をむしばむ「ブラックバイト」。

 世界では「奨学金」といえば「給付制」のことで、返済する「奨学金」は、「教育ローン」だといいます。

 様々な事情で1000万円を超える「奨学金」という名の借金を背負い、社会に出るも不安定雇用。
 
 それでも日本は「債務整理」の道がありますが、アメリカはそれができません。
 
 「教育ローン」をはらうために軍隊に入るアメリカの若者。「対岸の火事」とはいえません。
 
 日本の未来を真面目に考えたら、「給付制奨学金」が当たり前の社会にしなければの思いを強くしました。
 
 札幌市の「給付制奨学金」予算は600万円、あまりにも少なすぎるのではないでしょうか。

(1月30日記)

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さっぽろ市政だより2月・3月号ができました。



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