2023年5月25日木曜日

G7広島サミット

 清田区平和行進を楽しみにしていましたが、歯痛で参加できず残念でした。現在治療中ですが、今日の治療は痛かった!健康は活動の土台、大事ですね。

G7広島サミットが閉会しましたが、環境、ジェンダー平等の課題等々あるものの、被爆地広島で開催する意味は何だったのか。

「広島ビジョン」では、ロシアによるウクライナ侵略に関して「核兵器のいかなる使用も許されない」と厳しく言っておきながら、自らの核兵器については「防衛目的のため」「侵略を抑止し戦争と威圧を防止」するものだとご都合良しの、自分には甘い宣言です。

インドネシアの大統領が、広島会合の使命として核兵器の廃絶を呼びかけるよう求めたにも関わらず、被爆者の何よりの願いである核兵器廃絶に対して、「究極の目標」と事実上の棚上げをし、「核兵器禁止条約」には一言も触れずじまいです。

8才で爆心地から2.4㌔の自宅で被爆し、今回広島の原爆資料館で各国の首脳とただ一人で対話された小倉桂子さんは、「外交の力でできるだけ早く戦争をやめてほしい」と語っています。

G7で話し合うべきは、「戦争の準備」ではなく「平和の準備」でなくてはならず、戦争をあおるような会議だったことに寒気を覚えます。

(5月22日 記)

朝の街頭宣伝で臨時議会の報告をする吉岡市議(=5月23日、札幌市)

 

 

2023年5月19日金曜日

「軍拡NO!女たちの会・北海道」

 2015年に、安倍政権が戦争法(安保法制)を強行し日本を「戦争できる国」にしてから8年、いま岸田政権が「戦争する国」へと直進するなか、「新しい戦前にさせない」「軍拡NO!女たちの会・北海道」の集まりがありました。田中優子さん(法政大学名誉教授)と雨宮処凛さん(滝川出身・作家・活動家)のお話は、力強く説得力があり、腑に落ちるものでした。

「軍拡NO!女たちの会・北海道」設立記念シンポジウム(=5月11日、札幌市)

コーディネーターの室蘭工大大学院教授の清末さんはじめ、お店の経営者、教育大学准教授、医師の方など多彩な方々によって運営され、エルプラザの3階ホールは会場いっぱいの参加で熱気があふれました。

 コロナ禍で、とりわけ女性たちは貧困、ストレス、自殺が増え、ジェンダー平等が大きな社会問題となりました。80年前の戦争では、女性は参政権はありませんでしたが、今は参政権があります。

政府は、「政治は高齢者に手厚い」などと世論を誘導し、世代間を分断させ、社会保障を削減して、軍事費倍増を企んでいますがとんでもありません。

 「G7サミット後の7月に総選挙の可能性」とも報道される今、声をあげないではいられないでしょう。何度も何度も上げ続けましょう。そして同じ願いの女性たちが裾野を大きく広げましょう。

(5月16日 記)

 

2023年5月11日木曜日

「選挙のきっかけ」

 わたしは自分の意思を伝えたい(MEGUMI)、ぼくは本当の意味で多様性を実現したい(りゅうちぇる)自分たちの未来の話だから(長澤まさみ)。昨年夏の参議院選挙に向けて、芸能人などがネットで投票を呼びかけました。画期的なニュースでした。

日本は国政選挙も地方選挙も投票率が50%前後と民主主義が揺らぐような数字。18~29歳の若年層でみると30%台、片や小学校から授業で力を入れているスウェーデンでは80%といいます。

4月の市議選挙で選挙カーに手振り要員として乗車してくれた方から、こんな話を聞きました。「投票に行くのを促してもあまり行かない息子が、私が選挙カーに乗ったせいか今回は選挙に行ったのよ。そしたら、受かったかどうか確認してきたわ」と。

またある方は、初めて選挙権ができたお孫さんに「選挙は自分で考えて投票しなさいね」と言ったら、「街頭でよく見かける人(吉岡)に入れた」ということなど、いろんなきっかけで投票したことが改めて分かりました。

日頃から政治について、より多くの方に関心を持ってもらうために惜しまず努力をしなければと思います。

(5月8日 記)