2022年2月24日木曜日

22年 第一回定例会

 大雪とコロナ感染が収まらないなか、今年初めての定例市議会が始まりました。

2月15日から3月30日までの長い市議会で、2022年度予算などを審議します。

一般会計だけでも、1兆1600万円という大金です。

来年度予算や補正予算、条例改正など、43件の議案と報告が出されました。

4月1日には北海道初の夜間中学校が開校されますが、その一方で、小中学校の統廃合計画が進められています。

秋元市長は、新幹線札幌延伸、札幌駅前再開発、マイナンバーカードやデジタル推進には前のめりです。今は特に2030冬季オリ・パラの招致に、異様な力が注がれています。2月16日には、「冬季オリ・パラ招致調査特別委員会」が開かれましたが、委員会終了後に、1人の方が共産党の控室に見えました。

市議会を傍聴するのも、共産党に来るのも初めてというその方は、「共産党の言っていることが市民の今の感情だ」と話していたそうです。

「他にもっとお金をかけるところがあるでしょう?」これが多くの市民感情だと言うのです。

地方自治法第一条の「地方自治体は、住民の福祉の増進を図ることを基本とする」、このことが嘘偽りのない札幌市政にするために力を尽くします。

(2月21日 記)

 

2022年2月18日金曜日

 2月になるときまって頭をよぎる文章があります。

「あーまたこの二月のつきがきた ほんとうにこの二月という月が いやな月 こえをいっぱいに なきたい どこへいってもなかれない。ああ でもラジオですこしたすかる ああ なみだが出る めがねがくもる」

日本共産党員でプロレタリア作家だった小林多喜二の母セキさんの有名な文章です。セキさんは逮捕された多喜二に手紙を書くために、読み書きを学びました。

多喜二が、治安維持法による特高警察の拷問によって虐殺されたのが1933年(昭和8)2月20日ですが、1886年(明治19)2月20日には漂泊の詩人石川啄木が生まれた日でもあります。

啄木の代表作「一握の砂」に、「たわむれに 母を背負いて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず」という短歌がありますが、母への思慕が痛いほど伝わってきます。

昨夜Eテレ「サイエンスゼロ」を見て衝撃を受けました。

テレビ画面に映ったネズミはiPS細胞だけでつくられ、男と女によらない「新たな生殖の仕組み」を作る研究も始まっていると。そんな事が許されるのか、というのが私の正直な気持ちです。

明日から3月末までの予算議会が始まります。命が大切にされる市政めざして頑張ります!

(2月14日 記)

 

2022年2月10日木曜日

雪に追われる

 6日から7日にかけての24時間で、札幌では過去最多の60センチの雪が降り交通網は混乱し、市民は除雪に追われています。

 今日は、来年度予算の説明を受ける日。恐る恐る玄関を開けると除雪車が入っていたので、私は地下鉄大谷地駅まで車で行きました。45分、それでも普段の3倍ですが、ある市議は普段25分の道で3時間かかったとのこと。

 きょうは環境局の説明もありましたが、家庭ゴミ収集作業をする環境事業部だけは、大雪対応に追われ、参加できませんでした。北区と東区は深夜までやっても間に合わないそうです。

 昨日は家の近くでも何台もの車が埋まり、ヘルパーを持って行ったり、私など、あまり力にはならないのですが、そのうちに力がありそうな方たちが来たりで、助けられました。夜、厚別川の右岸通り(一方通行)に乗用車が埋まっていたので、車が侵入しないように見張りをしました。遅い時間なので、近くのマンションの方に「あやしいおばさん」と思われないよう事情を話しながら。最後は2人の警官の力で車は無事に脱出しました!

 ある方が言います。

「知事には自衛隊の要請をして、細い道路を開けて欲しいわ」と。

幹線道路の渋滞、生活道路の悪路に心配はつきません。

(2月7日 記)

 

※札幌市議会 第1回定例会が2月15日~3月30日の会期で開かれます。日本共産党の代表質問は2月22日(火)西区選出の田中啓介議員が行います。インターネット中継がありますので、ぜひご覧ください。 ↓↓

インターネット配信(札幌市)

 


 

2022年2月3日木曜日

今日は2月1日

 市政事務所にメールがあり、職場でコロナ感染者が出て濃厚接触者になったのに、札幌市や北海道に紹介されたところに電話しても「出ない」、つながっても「予約は埋まった」と言われた。結局、全国規模の事業所に自腹を切ってPCR検査を申し込んだということでした。連日1000人を超す新規のコロナ感染者が出るなかで、同じような思いをした方がたくさんいらっしゃると思います。

今日は2月1日、94年前の今日、日本共産党の中央機関紙「赤旗」が発行されました。一昨日の「赤旗」日刊紙では、福島県のコロナウイルスワクチン接種センター長の方が、「この間のコロナ報道で『赤旗』は非常に科学的で最先端の内容を的確に伝えてきた」と述べています。

また、最近では安倍首相の「桜を見る会」や、菅首相の学術会議の人事介入スクープの赤旗報道が認められ、優れたジャーナリズム活動を表彰するJCJ賞を2度受賞しています。新聞記者の望月衣塑子さんは、自身の著書の中で、学術会議会員の任命拒否報道でスクープの手がかりはあったのに、自分のアンテナが足りなかったと悔やむとともに、赤旗の姿勢を高く評価しています。

時の権力者にとって不都合であっても、真実を報道し輝きを際立たせている「赤旗」日刊紙をもっと多くの方におすすめしなければと思います。

(2月1日 記)

2022年2月1日火曜日

吉岡ひろ子だより〈臨時号〉を発行しました

「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金」の確認書の送付が、札幌市で2月1日から順次行われることを受け、吉岡ひろ子市政事務所はこのほど、「吉岡ひろ子だより〈臨時号〉」を発行しました。 

表面は申請内容について整理しました。

裏面は市民相談会のお知らせです。吉岡ひろ子市政事務所では無料の市民相談会を随時行っています。お気軽に事務所までお電話ください(平日10時~16時まで)。

また、弁護士が対応する無料法律相談会は、2月9日、3月9日、4月13日(14時から開始)を予定しています。事前に電話予約が必要です。

 

吉岡ひろ子だより〈臨時号〉


PDFはこちらから↓↓

吉岡ひろ子だより〈臨時号〉PDF

 

※2月1日現在、家計急変世帯の手続きの方法が、札幌市のホームページには掲載されていません。詳細が決まり次第お知らせしますとのことです。↓↓

住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金について(札幌市)