2020年5月28日木曜日

平和行進

 22年ほど前から毎年取り組んできた清田区の平和行進。

 新婦人清田支部の平和部や原水爆禁止世界大会に参加した会員などの「戦争も核兵器もダメ。清田区でも平和行進がしたいね」という熱い思いからはじめられました。

 その後、清田区革新懇とともに、雨の日も風の日もよほどでない限り50人前後で30分ほど歩いてきました。

 清田区コースを歩いた後は「幹線コース」の行進に参加したり、大谷地神社の境内でお弁当を広げながら交流したことが懐かしく思い出されます。

 今年の札幌の平和行進は23日でしたが、コロナ禍のもとで、大勢で集まったり歩いたりすることはできず、清田区行進は取りやめられました。

 幹線コースは市内数カ所で短時間、少人数で宣伝することになり、私は地下鉄南郷18丁目駅に参加しました。
地下鉄南郷18丁目駅前で行われた平和行進の街頭宣伝=23日

 被爆者で被団協札幌の会会長の広田凱則さんがご自身の体験や、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求めました。
札幌市被爆者の会会長の広田凱則さん=23日 南郷18丁目駅前

 私は、年金者組合清田支部書記長で毎年道内コースを通し行進し、去年病気で亡くなった鈴木猛さん作詞の「広島へ長崎へ」を歌い、札幌市議会では共産党が提案した「日本政府は核兵器禁止条約の批准を」の意見書が、自民、公明の反対で採択されなかったことを伝え、身の回りから平和の行動をと呼びかけました。

スピーチをする吉岡市議(左側)=23日 南郷18丁目駅前

(5月27日 記)

2020年5月21日木曜日

コロナに負けるな!経営相談会

 大型連休が明けて数日後、事務所に清田区で長く古書店を開いている方が来られ、地域の事業主が新型コロナ感染症によって事業が大変なことや、国や道、札幌市の制度の申請がややこしくて困っているというお話をされました。

 すぐに東部民主商工会に相談し、感染対策はしっかり取ったうえで15日、16日の2日間、「コロナに負けるな!経営相談会」に取り組むことになりました。
会場前に張り出された案内
 印刷されたビラは2万5千枚で、多くは新聞折り込みですが、共産党の地域支部にも商店などに1500枚配ってもらいました。

 説明会の中心は、個人事業主は最大100万円、法人は200万円の「持続化給付金」で、オンラインの申請しかできないことは知っていたのですが、行政書士さんのお話で驚いたのは、申請が1回しかできず、失敗すると給付の対象とならないという制度だということでした。
申請の説明をする行政書士の小森和幸さん

 会場に足を運んでくれたのは2日間で30人。スナック、居酒屋、塾経営、エステ、乾物屋、衣料卸、建設業、保険代理業と、多種多彩な業種の方々です。

多くの方の協力で開催された「コロナに負けるな!経営相談会」

 この相談会が実施できたのは、実態を訴えてくれた方がいたこと、東部民主商工がすぐに取り組んでくれたこと、閉館中が多い中、真栄地区会館がいつもどおり開いていたこと、そして、共産党市議の事務所があったことです。

(5月20日 記)

2020年5月14日木曜日

#検察庁法改正案に反対します

 大型連休後の国会が始まり、医療体制の強化と生活、営業への支援と補償が一層重要になっています。

 コロナによる経済の深刻さは、リーマンショックどころか、1929年の大恐慌以来の事態になるという見方も広がっており、5人に1人の学生が大学をやめざるをえないと答えています。

 まさに「コロナ禍」ともいうべきさなかに、安倍政権は「検察庁法改正案」の審議入りを強行しました。

 法案が通れば、安倍首相に都合の良い人を検察庁のトップに据えることができ、三権分立を壊すことになります。

 そのようなもとで、インターネット上では、「#検察庁法改正案に抗議します」と発信している方が、すでに600万を超えているといわれ、芸能人の発信が特に広がっています。小泉今日子、浅野忠信、井浦新、音楽グループの「いきものがかり」のメンバーの3人、女性歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんなど幅広い方々が声を上げました。

 爆発的な広がりの背景にあるのは、今、芸能人自身がコロナ感染症によって、イベントライブが中止、テレビ収録も激減し苦境に置かれている状況に対して政府の動きが鈍い、「それで検察庁法改正か⁉ 」という怒りが噴出しているのではないでしょうか。

 世論の力で法案阻止を。

(5月13日 記)