2021年4月8日木曜日

新年度を迎えて

  四月初めての今日の早朝宣伝は風が冷たく、五分丈のスパッツにしたことを、すぐに後悔することになりました。

 今日開会した第2回臨時議会では、低所得の子育て世帯への支援策や、密を避けるため投票所の時間を午後9時まで延長することによる、管理者、立会人の報酬加算についての議案など3議案が市長から提案されたあと、委員会で審議され明日の本会議で採決して、臨時会は閉会します。

 新年度の私の所属は、総務委員会と総合交通調査特別委員会になりました。一つ一つ勉強して、質問に活かしたいと思います。

 今日は4月6日、小学校の入学式。暗いニュースが多いなか、小学校の入学式はいつにもまして嬉しいものです。

 特に今年度は小学校の入学式を前に、子育て世帯に嬉しいニュースが続きました。

 一つは、今年度から札幌市の通院の子ども医療費助成が小学校6年までになり、もう一つは、3月31日、国会で小学校の一クラスの人数上限40人が35人に採択されたことです。

 政府肝いり「ギガスクール構想」のもと、全国の小中学生1人一台の「タブレット」は、莫大な税金をかけ全員分用意されましたが、35人学級の実施には数年かかります。

 少人数学級実施や学校の先生を増やすことにこそ、このスピード感がほしいものです。

(4月6日 記)

2021年4月1日木曜日

街づくりの協定書

 「賛成です!」市議会本会議場に共産党市議の声が響き10人が起立しました。第一回定例会最終日の30日、党市議団が、「市の予算案」に対し、20年ぶりの「予算組み替えの動議」採決の場面です。否決はされましたが貴重な一石を投じたと思います。

 21日付「お元気ですか」に「嬉しいこと」と書いたことに触れたいと思います。

 市は「交流拠点清田」の機能向上のため、平岡イオンと協働し 「恒常的なにぎわい」を作り、「樹林地」も活用するとしていますが自然の保全が私は心配でした。

 イオン(当時はジャスコ)の開業にあたって「旧拓銀の森」(樹林地)には、アオサギなど貴重な動植物が生息しているため、住民から森の保存を望む声が上がりました。

 1999年10月、札幌市とジャスコの「街づくりに関する協定書」には、大規模商業施設が良好な居住環境や自然環境の保全に配慮する、売却し所有者が変わっても協定は継承される等が書かれています。

 当時は条例によって大型店出店の際は、「協定書」を交わす義務があったが、現在は「協議する」事が義務との事。

 「大店法」が改悪され、「大店立地法」施行は、2000年6月。イオンの森は危ういところで「大店法」に守られていたことが分かりました。

 住民の思いが込められた協定書です。

(3月30日 記)

2021年3月18日木曜日

「清田」のまちづくり

  「交流拠点清田のまちづくり」の基本的な考え方が2月に策定されました。

 「清田区役所周辺」が清田区の「交流拠点」ですが、平岡3条5丁目の民間事業者(イオン)が文化イベントや飲食もできる「ホール」や「広場」などを作ることで、「交流拠点清田」に、にぎわいを連動させるというプランですが、約半年で策定するのは拙速です。

 「清田」ではバス待ち環境や、区役所前の「市民交流広場」の機能を、区民と意見交流をしながら改善していきます。清田区民センターの移転については従前より一歩踏み込んでいます。11月の地下鉄期成会の要請時に秋元市長は「区民センターの跡をどういう施設がどう使うのかなどの計画を作っていくには若干のお時間を頂くことになろうかと思います」と話しています。

 12日の予算特別委員会質問表には、「まちづくり」の審議で民主、公明、共産、自民(12日は民主がトップの番) と清田区の4人が続いて書かれていたため、開会前は他区の議員から「清田すごいなあ」の声が続出しました。

 私は、清田区だけが市民の意識調査の要望のトップが「除雪」ではなく、「公共交通」である事、大規模な市民アンケートに取り組み、双方向で進めることを求めました。

 質問を作る過程で嬉しいことがありました。次の機会にお伝えします。

(3月15日 記)

2021年3月12日金曜日

除雪のこと

  冬の夜、真夜中に聞こえる除雪車の音 —。

 札幌市では市内23ヵ所ある除雪の共同企業体による「マルチゾーン除雪」が行われ、清田区は南北2地域に分かれています。

 約190の元請業者は入札によって夏、冬含め、1年間通して道路の管理を任されています。除雪だけではなかったんですね。

 除雪費用は距離が基準ですが、地域によっても違います。 市内でも雪の多い地域と清田区や南区のように雪の少ない地域では計算式が違うとのこと。生活道路の新雪除雪は、文字通り雪が降ってすぐ行う除雪ですが、基本夜中の12時出勤です。

 除雪は市の仕事だけでなく、民間契約の仕事もあり、冬の間は家族との予定も、なかなか立てられないそうです。

 最近、建設業界が作ったポスターには「私たちはエッセンシャルワーカー」と書かれています。「医療や介護とともに、私たちの日常生活に必要不可欠な仕事」。なるほど、そうですね。

 警備員やダンプの運転手を除いても、札幌では約3000人の除雪従事者が冬の私たちのくらしを支えています。

 新年度予算を審議する札幌市議会は3月30日までと長い会期です。なかなか地域での活動ができません。「春」を待ちわびながら、ともに頑張りましょう。

(3月8日 記)

清田区のまちづくりについて質問

 3月12日の予算特別委員会で、清田区のまちづくり、交流拠点「清田」について質疑を行い、「今後、大規模なアンケートが必要だ」と質問したことに対し、「大規模なアンケートについても必要に応じて検討する」との回答がありました。清田区選出の4会派全てから質疑がありました。

清田区のまちづくりについて質問する吉岡市議=3月12日、予算特別委員会

 


 

 以下、文字起こしで紹介します。

【吉岡委員】

 質問に入る前に、一言申し上げさせていただきたいと思います。

 昨日3月11日は、東日本大震災から10年目を迎える日でありました。2万2000人を超える犠牲者、そして行方不明となった方々に、心から哀悼の意を表させていただきたいと思います。

 また、今もなお、4万1000を超える方々が避難生活を強いられております。すべての被災者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げさせていただきます。

 

 それでは質問に入ります。私からも清田区のまちづくりについて質問させていただきます。

 2016年の第2次札幌市都市計画マスタープランで市内17ヵ所の地域交流拠点のうち、先行的に取り組む4か所に、新札幌、真駒内、篠路とともに、清田が位置づけられました。

 交流拠点清田の中心には、区役所、消防署、図書館が入っている清田区総合庁舎があり、周辺には商業施設や病院などの機能が集積していますが、地下鉄など軌道系公共交通機関がないことなどから、豊平区から分区して23年、いまだに中心核づくりが進まないでいます。

 区役所前広場では、地元農家や区内企業、飲食店、団体による販売や、子供向け企画、清田区にゆかりのあるアーティストによるパフォーマンスなど、1日限りの祭典として、きよたマルシェ&きよフェスなど開催してまいりました。

 恒常的な賑わいをつくりたいという住民の思いから、昨年8月、市は「地域交流拠点清田の拠点機能向上に向けた官民連携によるまちづくりの基本的な考え方」が、町内会長さんなど20人で構成されている「清田まちづくり区民会議」で示され、パブリックコメントを経て、このたび策定されました。

 区民会議に提示されてから、わずか半年の速さです。このたび取り組んだ交流拠点清田の基本的な考え方へのパブリックコメントでは、54人から198件の意見が寄せられました。

 最も多いのが第5章、官民連携によるまちづくりの可能性1項の、清田の取り組みの方向性に関する意見、74件です。

 これは清田の取り組みの方向性に対する意見としては37.4%。74件中地下鉄に関する意見が23件で31%。バスに関する意見23件で、これも同じく31%。区民センターに関する意見16件で、これは22%となっています。

 そこで質問ですが、パブリックコメントの結果について、どのようにお考えか伺います。

【村瀬プロジェクト担当部長】 

 プロジェクト担当部長の村瀬でございます。パブリックコメントの結果に対する札幌市の考えについてお答えします。

  地域交流拠点清田のまちづくりに対する区民の期待の高さを、高く認識したところでございます。この「地域交流拠点清田の拠点機能向上に向けた官民連携によるまちづくりの基本的な考え方」におきましては、地域交流拠点清田の取り組みの方向性と、それを補完するものとして位置付けた「平岡3条5丁目地区」の取り組みの方向性についてまとめております。

  今後、この方向性に基づきまして、地域住民、各種団体などの多様な主体や、清田の民間事業者とも連携しながら、地域交流拠点清田の機能向上という目的実現に向けて、庁内関係部局で連携し、しっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

 【吉岡委員】

 今回のパブリックコメントは記述式ですから、応募することはかなりハードルが高かったと思われます。おそらく関心を持たれている方は、この数十倍、数百倍はいるのではないかと思われます。パブリックコメントとしては多いほうかもしれませんけれども、58人からの意見ということでは、まだまだ不十分だと思います。

 交流拠点清田に関する意見74件中、地下鉄とバスを合わせると62%の46件です。つまり、交流拠点清田に対して区民が最も関心を持っているのは、公共交通の利便性だということがわかります。

 2020年度の札幌市民意識調査の市政に求める政策でも、全市の1位が除雪問題でしたが、清田区だけは公共交通でした。このことをしっかり受け止めたまちづくりを区民は心から望んでいます。

 公共交通に次いで関心が高いのが、区民センターの場所の問題です。清田区民センターは、区役所に隣接していない市内唯一の区民センターで、区役所から700~800メートル離れています。しかも区民センター前の道路は狭いため、路線バスは通れません。高齢などで歩行が困難になった方は、車やタクシーでなければ、区民センターを利用できない実態となっています。

 11月に地下鉄期成会が要請した際、秋元市長は区民センターの移転について、区民センターの跡をどういう施設がどう使うのかなどの検討を進め、計画を作っていくには若干のお時間をいただくことになろうかと思いますとおっしゃっています。

 区民センターの移転は急がれると思います。1日も早く方向性が示されるよう、私からも強く求めます。同時にその際、できるだけ多くの清田区民の声を集め、意見を反映させていくことが大事だと考えます。

 新しいにぎわいや、交流の場をつくることで、清田地区のにぎわいや、交流を生むことができるのか、それは願望にすぎるのではないかとパブリックコメントでも指摘されています。

 このたびのような、8月に提案して、10月から12月にパブ・コメ、そして決めるというのはあまりに拙速です。

 清田と同じく第2次札幌市都市計画マスタープランの交流拠点になっている真駒内駅前地区まちづくり計画では、無作為に選ばれた6000人に住民アンケートを実施し、2625人から意見が寄せられました。

 そこで質問ですが、 交流拠点清田の策定にあたっても、真駒内地区で実施したような大規模なアンケートをすべきと思いますが、いかがか伺います。

 

【村瀬プロジェクト担当部長】

 地域交流拠点清田の取り組みにかかる大規模な区民アンケートの実施についてでございます。地域交流拠点清田における取り組みを進めるにあたりましては、今後とも様々な形で区民の意見を取り入れていく必要があるというふうに認識しております。委員ご指摘の、大規模な区民へのアンケート調査につきましても必要に応じて検討していく考えでございます。以上でございます。

【吉岡委員】

 区民から寄せられた声は施策に取り入れることと、双方向の意見交換が大事だと思いますけれど、今後区民の声にどう対応されるのか伺います。

 【村瀬プロジェクト担当部長】

 今後、区民の声にどう対応するのかということでございます。若干繰り返しの部分になりますけれども、様々な形で区民の意見をお聞きして、さらに各種地域の団体ですとか、まちづくりを行っている団体、あるいは民間事業者、様々な主体と連携して、さらには札幌市内部の庁内関係部局とも連携して、この都市計画マスタープランで先行拠点と位置づけられた、清田の拠点機能向上に向けて、少しでも向上できるように、しっかりと取り組んでいく考えでございます。以上でございます。

【吉岡委員】

 真駒内駅地区では、2017年度の住民説明会で、市の担当課長から計画策定の説明があり、2018年度に、先ほどのアンケートを実施し、2019年度にパブリックコメントを行い、計画が策定されています。

 市民が主役のまちづくりを進める札幌市にふさわしく、時間をかけて広く区民の声を聴き、また、双方向での意見交換をして区民の声を柔軟に取り入れるよう求めまして、私の質問を終わります。

 

 

質問の音声はこちらからお聞きになれます。


 

 

※パブリックコメントの概要が掲載されている「地域交流拠点清田の拠点機能向上に向けた官民連携によるまちづくりの基本的な考え方」は、清田区役所広聴係(33番窓口)、区役所ロビー、区内各まちづくりセンターなどで配架中です。

札幌市のホームページからも閲覧、ダウンロードできます。👉地域交流拠点清田の官民連携によるまちづくり

 

 

2021年3月4日木曜日

産んでくれてありがとう

  こちらで度々書かせて頂いた母が、2月26日に亡くなりました。朝と昼は少量の食事を取り、夕方、健康飲料水を一口飲みこみ、その後は同居している姉が同じ部屋にいても気づかない位、眠るように99年5か月の生涯を閉じました。

 母は、漁師の家の12人兄弟の第1子として礼文町で生まれ、10歳で樺太に渡り尋常小学校を卒業後、すぐに住み込みの奉公に出ました。

 母が認知症になってからの口癖は「家に帰る。兄弟の世話をする」でした。 

 母は、「奉公先の人達はみんないい人だったよ」と、よく私達姉妹に話していたものですが、お正月位しか実家に帰れない奉公は、12歳の母にとって言葉に表せない程の寂しさだったに違いありません。

 母が「帰る帰る」と言うと、姉は「もう船が出てしまったから、明日帰ろうね」などと言うと、うなづく母でした。お酒の好きな義兄は、毎晩晩酌をしながら母の話し相手をするのが日課でした。母を大事にしてくれた姉夫婦には感謝しかありません。

 そして、その姉を支えたのが、2月17日まで通った週に二回のデイサービスと、具合が悪くなったらいつでも往診してくれる病院の存在でした。

 母さん産んでくれてありがとう。お世話になりました。

(3月1日 記)


 


「官民連携によるまちづくり」のパブリックコメントの概要が公表されました。

 「官民連携まちづくり」パブ・コメ公表 /「区民要望のトップ3「地下鉄延伸」「バス路線整備」「区民センター移転」

 札幌市とイオン北海道が連携して平岡3条5丁目周辺に広場やホールを整備して、区役所周辺との連携を図ろうという「清田まちづくり案」に対するパブリックコメントの概要がまとまりました。

 20代以上の区民から54人、198件の意見が寄せられ、4人に3人が60歳以上で高齢者の関心の高さが目立ちました。

 イオン北海道との連携については、ホールの整備を望む声があるものの、分区から20年たった今も、区役所を中心とした「中心核」の整備が進んでいない現状の中で、唐突感は否めないとの指摘も複数出ました。

 高齢化が進む清田区で、まちづくりへの区民の要望のトップは、「地下鉄の清田延伸」。清田、平岡などを経由して、新札幌やひばりが丘など、東西線の駅への乗り入れを望む声が多く寄せられました。

 札幌市では「30年の冬季五輪招致に合わせて、福住駅から清田までの延伸を検討したい」としていますが、事業の採算性や人口動向などで、慎重な姿勢は変えていません。

 この他、バス路線の再整備、コミュニティバスや循環バスの導入を求める意見や交通の便が悪い清田区民センターの早期移転を求める声も多く寄せられました。

 アオサギの繁殖地でもある樹林地については、散策路や遊具の整備を求める声が寄せられた一方、今のままで残してほしいとの声も出ました。イオン北海道は「希少種を含めた保護すべき動植物の生息地については現状のまま保全したうえ、不必要な樹木の伐採はしない」との意向を示しています。

 3月からは区役所ロビーのレイアウト変更が始まりますが、住民参加型のまちづくりができるかが課題です。

「清田区新聞」2021年3月7日付より 

 

※パブリックコメントの概要は、札幌市が作成した「地域交流拠点清田の拠点機能向上に向けた官民連携によるまちづくりの基本的な考え方」の36ページ~57ページに掲載されています。

 資料は、清田区役所ロビー、清田区役所広聴係(33番窓口)、清田区内の各まちづくりセンターなどで配布中です。

札幌市のホームページからPDFをダウンロードすることもできます。

👉地域交流拠点清田の官民連携によるまちづくり