2025年1月17日金曜日

「共に笑顔で」

 昨日は町内会の老人クラブ、東北野友の会の新年会があり、参加しました。会長のUさんは「こうしてみんなで会えることは本当に嬉しいことです。笑顔の一年になりますように」と優しい笑顔で挨拶されました。

ハーモニカや大正琴の演奏や民謡、演歌などの演目を楽しみながら、お弁当を頂き歓談。ミニボーリングやビンゴに興じました。

40人近い参加者のお一人おひとりを拝見すると、男性はラフないでたちの方が多いのですが、女性たちは皆さんブローチやネックレスを着けたりオシャレをしています。

明るい色のセーターを身に着け、「まだまだ89歳だから頑張るよ」と笑顔で話すKさんには、参加者みんなが刺激を受けました。

老人クラブの中には、学校の交通安全など地域のボランティアをしていた方、している方もすくなくありません。また、殆どの方は何らかの病気とたたかいながら懸命に生きています。集まりを計画し、実際に進めた幹事の方々と参加した人たちのコミュニケーションによって、沢山のはじけるような笑顔があふれました。

札幌市は、「敬老パスの改悪」に向けて、高齢者と現役世代を分断させるようなことを平気で行っていますが、高齢者も子どもも、若者もみんなが共に笑顔でくらせる街をと心から願います。

(1月14日 記)

二十歳を祝う会の会場前で「新成人」を祝福する吉岡市議(=1月12日、清田区)

 

清田区新聞(2025年1月19日号)

 

 

 

2025年1月9日木曜日

「響く言葉で」

 今年のお正月は、日ごろ手を付けられないできた部屋の片づけや、気になっていた二足の靴の修理もできました。何のことはない、時々後援会で宣伝している近くのスーパー内に修理のお店があることが分かり、依頼した翌日にはきれいに出来上がりました。

暖かくて歩きやすい冬靴はすり減った底部分だけ取り替えてもらい、さっそく昨日から履いています。

毎年恒例の元日宣伝(=1月1日、清田区 厚別神社下)
 

紙智子参議院議員、はたやま和也参議院比例予定候補のお二人を迎えた恒例の元日宣伝のあと、数日休み、5日は北野連合町内会の新年会、6日は市議会議員総会、夜には共産党道委員会の「党旗開き」があり、はたやま和也さんがコーディネーターをつとめ、清末愛砂(室工大教授)と紙智子さんが対談しました。清末さんは、学生さんたちの「あきらめ」「自己責任」がすごいこと、共産党は響く言葉でアピールしてほしい。そうでなければ若い人には響かない、と強調されました。

今年の目標は、半年後の参院選で勇退する紙さんからバトンを受けた はたやま和也さんを、必ず国会に送ること。

いつもと違う北海道委員会の党旗開きに、巳年にちなんで脱皮をはかろうとする共産党の気迫が肌で感じられました。

(1月7日 記)

 

清田区新聞(2025年1月12日号)




2025年1月1日水曜日

「笑顔を呼ぼう」

 「笑」には「咲く」という意味もあり、古くは「花開く」「花披く」と表していたと言います。花の開く様子を人の口元がほころびる様子にたとえたようです。

世の中、眉間にしわが寄るような出来事が増えているように思いますが、大人も子どもも誰かと会うことで、笑顔になれる気がします。高齢者にとっての笑顔のパスポート、敬老パスを次世代につなげたいものです。 



 

2024年12月19日木曜日

「クリスマスプレゼント」

 クリスマスには孫たちに絵本を贈ってきました。

日頃から、新婦人しんぶんや「赤旗」などの子どもの本の紹介欄をチェックし、本格的には12月の議会が終わってから、私の本屋通いが始まります。

孫は8人いますが生後3か月の子は、今年はパスさせてもらい、小学6年から1歳6か月までの、7人の孫たちに送るクリスマスプレゼントの絵本探しに書店に通っています。

1人ひとりの好みも考えて決めるのは、年末の苦しみでもあり楽しみでもありますが、高学年に決めるのも難しく、6年生の双子に贈る本に手間取っているところです。

ある年のこと、小学生の娘が、「電話機」をサンタさんに頼みました。選挙などで電話掛けをするのに居間ではかけづらいので、私が「親子電話欲しいなー」とつぶやいていたのを聞いていた娘が頼んだのでした。

この黒い親子電話は壊れるまで私の活動の力になってくれました。そういえばこの娘、1年生の時には「魔法をください」と頼みましたが、サンタさんは「時間は魔法だ」と壁掛け時計をくれました。

魔法が叶うものならば、子どもたちに贈りたいのは、戦争のない平和な社会。そして健康。

(12月17日 記)

 

2024年12月12日木曜日

「市の施設で値上げラッシュ」

 師走も中旬を迎え、体の芯から寒くなる日が続いています。

今年最後の第4回定例会もあと2日ですが、今回ほど値上げラッシュの議案が多いことはありませんでした。それもそのはず、札幌市は来年度から区民センターなど公共施設の利用料・使用料を、物価高騰分として、約11.5%値上げする提案をしたからです。

市内ほとんどの施設となる約300施設、区民センターや市民交流プラザ、時計台、青少年科学館、児童クラブの使用料、老人福祉センターの入浴料などなどが対象で、影響額は約7億円と見込まれています。

老人福祉センターの入浴料は10年ほど前に無料から有料にされたことから、利用者が減少すると、利用回数も毎日から週3回に減らされ、事業がさらに縮小しています。

市が値上げをするときに理由に挙げるのが、使っている人と使っていない人の公平性、そして受益者負担です。

第3回定例会で23年度の決算をしましたが、黒字の61億円は市の貯金ともいえる財政調整基金に31億円積み立てられて、4年連続300億円を超えています。

お金があるのですから、このお金を使って、物価高騰で苦しむ市民にさらに負担増となる7億円は見送るべきです。

(12月9日 記)

財政市民委員会で質問する吉岡市議(=12月9日、札幌市議会)



2024年12月5日木曜日

「敬老パス変更(案)」は撤回

 市民に喜ばれていて、高齢者の生活を支えている敬老パスが今大変です。

昨年11月に「敬老パス」に代わって出されたのが「敬老健康パス」。これがあまりにも市民に不評だったため、札幌市は9月に再度変更案を市議会に提案しました。ところが、またまたとんでもない中身で、またしても市民の怒りを買っています。

70歳になったら、使うことができる現在の敬老パスが75歳に引き上げられ、一年間の上限は7万円から4万円に。そして市民負担割合は、チャージ額によって10%から24%(1万円だと千円、最高の7万円だと1万7千円の負担)を一律5割にまで引き上げるといった中身です。2026年度から新制度をスタートし、「健康寿命」を引き上げるためにという理由で、「敬老パス」とセットのようにして、スマホでしか利用できない「健康アプリ」か「敬老パス」かどちらかの選択を迫られます。一度どちらかを選択したら、もとには戻れません。ここがひどいところ。

しかも、5年後には「敬老パス」と「健康アプリ」の検討を行い、「敬老パス」だけ廃止も含めた検討を行います。

市議会の会派でこの案に反対しているのは共産党だけ。あきらめず必ず撤回させましょう。

(12月3日 記)

 

2024年11月28日木曜日

「学童保育所との懇談」

 豊平区と清田区の学童保育所(民間)の指導員や保護者のみなさんと懇談する機会をつくっていただき、池田ゆみ市議(豊平区)と二人で参加しました。

5月の市連協(札幌市学童保育連絡協議会)の総会には、日本共産党市議団はじめ自民、民主、公明、大地さっぽろ、市民ネットからの出席もあり、学童保育の皆さんの日ごろの活動がこうしたことにも表れていることに感銘を受けたことを思い出しています。

放課後児童クラブの先駆けとなったのが民間の学童保育所です。長年の粘り強い運動で市や国を動かし改善してきましたが全く不十分です。

保育料は低学年では一人月1万数千円、「学童でしかできない体験をさせてやりたい」と願う保護者の思いと、指導員や保護者のみなさんの熱意と献身的な頑張りによって運営されているのが実態です。

懇談では、「常にギリギリで運営」「安定した雇用ができるシステムがほしい」「熱中症対策費」などたくさんの要求が出されました。

「私たちは子どもたちの命を守って毎日を送っている。(不安定な雇用でも、体がきつくても)子どもの顔、親の顔を見たら頑張るんですよ」。この声を市政に届けないと。

(11月26日 記)


朝の街頭宣伝に参加する吉岡市議(11月26日)