11月6日、除雪の問題で建設委員会が開かれ、「除雪機械の一人乗り化」について質問しました。
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建設委員会で質問する吉岡市議(=11月6日、札幌市議会) |
除雪グレーダや、ロータリー除雪車などの除雪機械は、以前は2人乗りでしたが、将来の従事者不足に対応できるように、「一人乗りの機械が導入」されています。
二人乗りの場合は、助手が車の周りの安全性のための作業を担って、オペレーターは除雪作業と運転に集中できるのですが、安全装置があるとはいえ、一人乗りの場合のオペレーターの神経の使い方、求められる技術は全く違うといいます。
札幌市は今年から毎年43台の一人乗り機械を導入し、冬道プランの最終年には390台にする予定です。
市としては、「一人乗り化」については、1年かけてステップ1からステップ3まで、段階ごとに確認しながら進める仕組みをつくり、実技講習会なども実施し、従事者や事業者の声も聞きながら進めています。
しかし、機械の一人化は進んでもオペレーターの一人乗り化が同じように進むわけではありません。
オペレーターに過重な負担がかかる、一人乗り化を拙速に進めないことを求めました。
明日からは、予算要望と第4回定例会の準備も始まります。
(11月6日 記)
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札幌市議団ニュースNo.348(2023年11月20日) |