約1か月間、統一地方選挙後初めての定例会が閉会し、ほっと一息ついています。今日は嬉しいことを報告したいと思います。
1つ目は、クーラー設備のない42のミニ児童館すべてに移動式クーラーが設置され、児童会館も含めた全施設で実現できたことです。
2つ目は、議会最終日、今日ですが、8本の意見書が本会議場で採択され、
唯一、全会派一致で採択されたのが、「学校給食の無償化を求める意見書」で、しかも全会派が提出となっています。
7本が全会派の賛成。唯一「学校給食の無償化を求める意見書」は全会派・全議員による提出・賛成で可決しました。
意見書の最後のくだりには、「家庭の経済状況に関わらず、子どもが学び、成長する権利を保障することは、社会全体の責任であり、学校給食の無償化は急がれるものである。よって国会及び政府においては、学校給食の無償化を早期に実現するよう強く要望する」と書かれています。
みなさんの中には、札幌市に対する「学校給食費無償化」の署名をされたかたもいらっしゃると思います。
子どもの貧困問題で活動するNPO団体の調査から、「1日1食しかとっていない学生」や、「1食110円以下の家庭」がコロナ禍よりも増えているというショッキングな実態が報告されています。
意見書をあげると共に、札幌市でも実施できるように、ご一緒に声を上げ続けましょう。
(7月11日 記)
学校給食の無償化を求める意見書 |