2023年7月7日、第二部議案審査特別委員会で討論を行いました。
以下、文字起こしで紹介します。
【吉岡委員】
私は日本共産党所属委員を代表し、本委員会に付託されました 議案5件のうち、議案第1号、一般会計補正予算 (第2号)中関係分に反対、残余の議案4件に賛成の立場で討論を行います。
今回の一般会計補正予算は、341億6800万円で令和5年度一般会計予算は過去最大の1兆2441億8500万円となりました。
議案第1号に反対の理由は、冬季オリンピック・パラリンピック招致費として4100万円が計上されているからです。 内訳は透明性、公正性の確保に向けた大会運営見直し案に関する検討費として838万6千円、公開討論会やシンポジウム 市民説明会に3261万4千円というものです。
3月に本予算が成立した後も、報道機関の世論調査で招致反対が6割以上を占めています。 住民投票実施に背を向け、機運情勢や市民理解を押し付けるやり方はすでに破綻しています。
冬季オリパラ招致費の決算額は2015年度から2018年度までの4年間で4億438万円、その後2019年度から2021年度までの3年間で8億8300万円と2倍以上に膨れ上がり招致を進めてきたのです。 市民理解のためと言ってさらに税金を使うことこそ 市民の理解を得られないと考えます。よって1号議案に反対です。
藻岩山スキー場 あり方検討調査費についてです。 藻岩山スキー場の運営体制強化に向けた調査検討の予算1000万円が計上されました。今後ロッチとゲレンデの一体運営を行う新規参入事業者の有無について調査を行うとしています。 ロッジは公営 、ゲレンデは民営という中でリフト代やレンタルなどの利用料が比較的安価なことや、多くの学校のスキー授業が行われることは、市民スキー場として大事な役割です。 検討には 市民スキー場としての役割をいかに果たすかという観点を常に持ち、公的な関わりを持ち続けることを求めます。 以上で私の討論を終わります 。