2020年9月24日木曜日

街頭演説会

  きょうは、小池晃さんを迎えて、大通公園で久しぶりの街頭演説会がありました。

 

 朝から市役所17階の市議団控え室で仕事をしていたので、せわしなく足を運ぶと、大通二丁目の壁泉には水が滝のように流れ、オレンジ色のノウゼンカズラの花がいい香りを放っています。

真下紀子(道議会議員)

平岡だいすけ(衆院北海道2区予定候補)

 
橋本みか(衆院北海道5区予定候補)

松橋ちはる(衆院北海道9区予定候補)

 真下道議のさわやかな司会。

 小選挙区予定候補の平岡だいすけさん(2区)、橋本みかさん(5区)、松橋ちはるさん(9区)のはつらつとしたあいさつのあとは、我らがはたやま和也さん(比例候補)。

 コロナ禍では全国一沢山の団体や事業所の切実な声を聞き取り、政府や自治体に届けたのではないでしょうか。

はたやま和也(前衆院議員・衆院北海道ブロック比例予定候補)

 はたやまさんの訴えを聴いていると、今度こそ「悔しかった」では絶対にすまされない!の思いが込み上げてきます。

 そして待っていました!小池晃書記局長。とにかく元気が湧く演説でした。菅政権を一言で、「安倍首相のいない安倍政権」。総裁選の公約「自助・共助・公助」には、フーテンの寅さんの台詞で「それを言っちゃーおしめぇよ」。

小池晃(党書記局長・参院議員)

 そして、野党共闘には、毒蝮三太夫さんがネットでつぶやいた「野党政権には共産党を入れないとだめ、正直者がバカを見ない社会だ。そのためにも野党がしっかり固まって頑張ってほしいと」と。

 


(9月22日 記) 

 

※演説会の動画はこちらからご覧になれます。

日本共産党 札幌街頭演説 2区、5区、9区の国政対策委員長(小選挙区予定候補)の訴え


日本共産党札幌街頭演説 はたやま和也候補の訴え


日本共産党札幌街頭演説 小池晃書記局長の訴え


2020年9月17日木曜日

ケーキ屋さん

 9月8日は、母の99歳の誕生日、白寿を迎えました。

 甘いものが大好きな母のために(自分が食べたいからでしょ?と言われそうですが)清田区の『ケーキ屋さん』にバースディケーキをお願いしました。 



 初夏のことですが、『ケーキ屋さん』が話していたことを思い出します。4月5月はお店を開いたら嫌がらせの電話や落書きがされ、期待していた「休業協力・感染リスク低減支援金」は業種の関係で申請は却下され、中小企業や個人事業主向けの持続化給付金は、売り上げが昨年の5割減にならないため対象にはなりません。

 「10月まで持ちこたえたら、クリスマスがあるので、何とか頑張れる」と、折れそうな気持を振り切るような笑顔でした。

 昨日開かれた「コロナ対策特別委員会」(略)で、共産党の池田ゆみ市議は、総務省の4月の労働力調査にふれ、休業者数が前年同月の177万人から597万人まで一気に増えていることを示し、地元企業を守るために前例にとらわれない予算の確保を求めました。

 

 「ケーキだけど食べる?」と聴くと母は大きくうなずきました。「おいしい?」と聴くと、再度うなずき、3口4口食べました。


 次は、やっぱりクリスマスケーキです。

 

(9月15日 記)

2020年9月10日木曜日

胆振東部地震から2年

  胆振東部地震から2年が経ちました。

 大きな被害を受けた里塚地区、美しが丘、里塚霊園隣接地は、一部を除き今年中に工事が終了します。その間の被災者の皆さんのご苦労は計り知れません。

 1995年の阪神淡路大震災当時には個人住宅の建設支援金は、殆どありませんでしたが、被災者の切実な声と世論に押されて1998年に、所得制限なしで採択されました。

 胆振東部地震でも住宅の再建に最高300万円まで支援金が出たことで、一歩を踏み出せた被災者も多いのではないでしょうか。さらに今は野党が共同で500万円を要求しています。

 私たち共産党は地震から10日程たった頃、被害の大きい地域567軒を訪問しました。その時の対話が手元にあり、目を通すと被災された皆さんの当時の不安や怒りなどがまざまざと甦ってきます。

 訪問の中で町内会役員の方々とも出会えました。

 町内会長さんは言います。 「住めば都だからね」。しかし、里塚で引っ越しを余儀なくされた15軒の多くは高齢者と言います。

 今年も豪雨災害が後を絶ちません。今日のように蒸し暑い日、去年は暴風のため、ひと月も停電した地域があったことを思い出します。温かいシャワーの何とありがたいこと。

(9月7日 記)

 


さっぽろ市政だより(都心アクセス道路特集号)を発行しました。

 日本共産党札幌市議団はこのほど「さっぽろ市政だより」(都心アクセス道路特集号)を発行しました。

 表面には、コロナ危機のもとで1000億円を投入し、都心アクセス道路を建設することよりも市民生活で優先すべき課題が山ほどあることが書かれています。

さっぽろ市政だより(表面)

裏面には都心アクセス道路計画の必要性や根拠とされていることの問題点について書かれています。

さっぽろ市政だより(裏面)

 こちらからもご覧になれます👉さっぽろ市政だより2020都心アクセス道路特集号(PDF)

 

 9月8日(火)から23日(水)までの期間に、沿線の北区・東区・中央区で都心アクセス道路の住民説明会が行われ、11月13日には都市計画審議会が予定されています。

 ぜひ、この「さっぽろ市政だより」をお読みになり、1000億円道路は中止に、福祉くらしに予算を使うべきと、ご一緒に声をあげましょう。

 

街頭宣伝に立つ日本共産党札幌市議団=7月15日、大通西3丁目

2020年9月6日日曜日

胆振東部地震から2年目の9月6日を迎えました。

 胆振東部地震から2年目の9月6日を迎えました。

 昨日は、紙智子参議院議員、畠山和也前衆議院議員と現地に行き、盛田町内会長からお話を伺いました。

(左から)吉岡弘子札幌市議会議員、畠山和也前衆院議員、(中央)盛田久夫町内会長、(右)紙智子参院議員

 
 全壊半壊の106世帯のうち15世帯を除き地域にとどまりますが、「引っ越しをするのは、新築や改築ができない高齢者世帯が多い。来年は復興の行事をやりたい」と話されました。
 

 8月末、札幌市で見なし仮設住宅に入居している63世帯168人の約8割は清田区住民。
 ただ、見なし仮設入居は2年間なので、個人的な理由では延長できません。
 
 り災証明から見る家屋被害は全壊108(87)大規模半壊143(126)半壊702(283)一部損壊36682(4552)です。 ※( )内は清田区。
一部損壊の世帯への最終的な義援金配分は、今年6月初めに確定しました。
 
 里塚中央地区の宅地と道路などの工事は今年いっぱいの予定で、公園だけが来年度に持ち越します。
 
工事後のマンホール(河の字が記された暗きょ)
 
里塚霊園緑地の地盤工事は6月から本格化し、今年中で終了します。
 
里塚霊園緑地
里塚霊園緑地
(9月6日 記) 

2020年9月3日木曜日

防災の日に

  今日9月1日は防災の日。

 1923年(大正12)の9月1日に発生した関東大震災は「天災」であると同時に、「朝鮮人虐殺」という「人災」でもありました。

 「朝鮮人が井戸に毒薬を入れた」「朝鮮人が襲撃してくる」と風評が広がって、内務省自体や新聞までもが追い打ちをかけます。

 1910年に日本は朝鮮を併合。1919年に朝鮮で大規模な「3・1独立運動」が起きていました。

 併合による優越感と、日本の労働者より低賃金で働く朝鮮人や中国人の労働者が急速に流入し、仕事を奪われるかもしれないという不安が、排外意識を高めたといわれます。

 内閣府の中央防災会議専門調査会報告書『関東大震災【第2編】』(2008年)には、「官憲、被災者や周辺住民による殺傷行為が多数発生した。武器を持った多数者が非武装の少数者に暴行を加えたあげくに殺害するという虐殺という表現が妥当する例が多かった。殺傷の対象となったのは、朝鮮人が最も多かったが、中国人、内地人も少なからず被害にあった」「殺傷事件による犠牲者の正確な数は掴めないが、震災による死者数*の1~数パーセントにあたり軽視できない」と記されました。(*死者、行方不明者10万5385人とされる)

 震災の2年後には治安維持法を制定。日本は戦時体制に突き進みます。

(9月1日 記)