「デニー知事トークキャラバンin札幌」に参加しました。
市役所17階にある市議団の控え室を出て、地下街でおにぎり一つ買い、会場に向かいました。
会場は階段に座る人、立って聴く人もいて1300人入った会場は熱気に溢れていました。
明治12年に沖縄県が設置され、太平洋戦争後まもなく、住民が米軍に収容されている間に、居住地は普天間基地にされてしまった歴史から現在までを説明して頂きました。
辺野古の新基地の工事は埋め立て土砂量でみると1%しか進んでいないとのことです。
この「現状報告」をしたのが、「沖縄県辺野古新基地建設問題対策課」の職員です。
沖縄県あげて、沖縄の基地のことを全国に発信する姿勢が伝わって来ます。
大きな拍手で迎えられた玉城デニー知事は、県民のよりどころである、首里城再建のための支援金が、5億円寄せられた事と決意をのべました。
自らの生い立ちも語りながら、沖縄の基地の問題は沖縄だけの問題ではない。自らの問題ということを伝えたい、と強調しました。
札幌の面積1120平方㌔㍍。沖縄県1200平方㌔㍍。札幌より少し広い沖縄に全国の7割の基地がある――このことを、一人ひとりが自分に引き寄せて考えなければなりません。
(11月20日 記)