2021年4月1日木曜日

街づくりの協定書

 「賛成です!」市議会本会議場に共産党市議の声が響き10人が起立しました。第一回定例会最終日の30日、党市議団が、「市の予算案」に対し、20年ぶりの「予算組み替えの動議」採決の場面です。否決はされましたが貴重な一石を投じたと思います。

 21日付「お元気ですか」に「嬉しいこと」と書いたことに触れたいと思います。

 市は「交流拠点清田」の機能向上のため、平岡イオンと協働し 「恒常的なにぎわい」を作り、「樹林地」も活用するとしていますが自然の保全が私は心配でした。

 イオン(当時はジャスコ)の開業にあたって「旧拓銀の森」(樹林地)には、アオサギなど貴重な動植物が生息しているため、住民から森の保存を望む声が上がりました。

 1999年10月、札幌市とジャスコの「街づくりに関する協定書」には、大規模商業施設が良好な居住環境や自然環境の保全に配慮する、売却し所有者が変わっても協定は継承される等が書かれています。

 当時は条例によって大型店出店の際は、「協定書」を交わす義務があったが、現在は「協議する」事が義務との事。

 「大店法」が改悪され、「大店立地法」施行は、2000年6月。イオンの森は危ういところで「大店法」に守られていたことが分かりました。

 住民の思いが込められた協定書です。

(3月30日 記)