2022年12月1日木曜日

指定管理者の更新

 今日から第4回定例会が始まりました。

今議会には72本の議案が提案され、私が所属する厚生委員会には、介護サービス事業所などの感染症対策費や出産・子育て応援給付金などの補正予算、白石区にある障がい者施設の廃止による条例改正などが付託されました。

また、2023年3月末に5年間の指定期間の契約満了を迎えるため、来年度以降の各種施設の指定管理者議案もかかっています。

今議会にかかっているのは366施設ですが、指定管理者制度による民間企業・団体によって管理されている施設数は、区民センターや地区センター、児童会館、札幌ドームなど427施設にものぼります。

共産党市議団が提出した市長あての「質問主意書」の回答によると、全市の児童会館では1097人の職員のうち、正規職員が414人、非正規職員683人です。いかに、非正規職員が多いかが一目瞭然です。業務委託や指定管理をふやして、自治体が率先して非正規労働者を増やしている構図が浮かび上がってきます。

働く人たちの大幅な賃金アップをする上では、この流れを変えなければならないことを痛感します。

(11月29日 記)