2021年2月4日木曜日

国保の子ども均等割り減免実る

 

朝の真栄歩道橋前で市政報告を行う吉岡市議=2月2日、札幌市清田区

  先月から歯科通いをしていますが、いくつになっても緊張します。ところで、きょうは嬉しい報告をしたいと思います。

 国民健康保険は国庫負担金など削られたこともあって、保険料が所得の約1割と高く、協会けんぽの約2倍。加入者の約6割が所得80万円以下の世帯です。

 ところが、「おぎゃー」と赤ちゃんが生まれると、「均等割り」分の保険料が、平均で年間2万数千円引き上がるしくみです。

 子どもの貧困や子育て支援を考えれば、「子どもの均等割り減免をすべき」と、共産党は何度も市議会で質問しましたが、その度に札幌市の回答はハンコをおしたように「政府に求めて参ります」でした。

 それが、12月23日の厚労省の審議会で、2022年度から、国が部分的ですが、「未就学の子ども均等割り減免」をする方向になりました。札幌市の「未就学児の減免」は5000万円で、50%を国が払い、残りを道と札幌市が負担することになってるようです。

 政府に対しては、知事会が要望し、札幌市議会も全会派一致で採択し意見書を提出しています。

 初当選してすぐの代表質問で、「子ども均等割り減免」について質問し、再質問でも、清田区内の母子家庭のお母さんの声として訴えたことがよみがえってきます。

 (2月2日 記)