2025年6月26日木曜日

「ミサイルよりお米を!」

 小池晃書記局長を迎えての22日の街頭演説会は、怒りの中にも笑いを織り交ぜて、元気と希望が湧いてくる演説会でした。


写真左から、紙智子参議院議員、小池晃書記局長、はたやま和也参院比例予定候補、清末愛砂室工大教授(=6月22日、札幌大通西3)

今日の「しんぶん赤旗」日刊紙トップを飾ったのは、東京都議選報告の街頭演説会でした。東京都議選は19議席から14と議席減となったのは残念ですが、2人区、3人区で議席を獲得しているのはさすがです。

札幌も毎日暑い日が続いていますが、清田区内でもハンドマイク宣伝や訪問、つどい、電話がけ、そしてSNSなどで熱く支援を訴えています。

30℃を超えた今日、失業中の方からは「物価が上がっているので、扇風機はあるけれど、なるべく使わないようにしている」とメールが来ました。

日本の軍事費は今、1980年の4倍の8兆7000億円ですが、トランプ政権は、今の2.3倍の20兆円を要求しています。7月1日予定の日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開いてはアメリカの要求が明らかにされ、参院選で自民党の苦戦が予想されるため延期をしたと言われています。 

アメリカと大企業いいなりの政治を変えるチャンスの参院選です。共産党を増やして、与党は少数に!ミサイルより、お米を!教育費を!社会保障を!最賃アップを!消費税減税を!

(6月24日 記)

「清田区新聞」2025年6月29日号

 

 

2025年6月19日木曜日

「はたやま&宮内事務所びらき」

 11日、北区サンプラザで開かれた、「日本共産党 はたやま和也・宮内しおり事務所びらき」に参加しました。


道委員会千葉委員長の開会あいさつに続いて、戦争させない市民の風・北海道の小林久公さん、女のスペース・おんの山崎菊乃さん、道労連議長の三上友衛さんから連帯と期待のあいさつ。

24年間の国会議員生活最後の本会議討論を終えて駆けつけた紙智子参議院議員の「必ずバトンを手渡す」の訴えに目頭が熱くなりました。

 

国会から駆けつけた紙智子参議院議員

宮内しおり道選挙区予定候補、 はたやま和也比例予定候補が力強い決意表明。

決意表明をするはたやま和也比例予定候補

宮内さんの聴く人を魅了し包み込む訴えと、全国比例候補として、さらに力強く磨きのかかった、はたやま和也さんの訴えが胸に響きます。本当にダブルで国会に送りたい!

決意表明をする宮内しおり道選挙区予定候補

深刻な米不足と物価高騰が国民の暮らしを圧迫するもとで、国民が望む消費税減税には手も付けず、まともな対策もない。学問の自由を奪う「学術会議解体法」を強行、「選択的夫婦別姓」は先送りの今年の国会ですが、与党が狙った「高額療養費制度」の改悪は、当事者の声が少数与党を追い詰め廃案にさせました。

世界の平和が脅かされる今こそ、日本共産党が大きくならなくては!


今度こそ心から喜べる選挙に!

(6月15日 記) 

 

「清田区新聞」2025年6月22日号

 

 

2025年6月12日木曜日

「定例市議会終わる」

 第二回定例会が今日で終了しましたが、今議会で提出され議決された議案の一部を紹介したいと思います。

文教委員会では、政府の「GIGAスクール構想」により小中学校で使用しているタブレットパソコンが古くなり、14万7748台を買い替えるための予算が計上されました。

最初は国が全額交付しましたが、今回は補正予算81億円のうち、国は3分の2で、札幌市が3分の1の27億円を負担します。

小中学校には公費で買って子どもたちに貸し出していますが、高校は自己負担となっており、共産党は高校生にも無料で貸し出すように求めてきました。

全国で最初配布されたのが900万台、5年ごとに買い換えるとのこと。不要となった膨大なパソコンがどのように処理されるのか気になるところです。

また、経済観光委員会では、 厚別区のアクセス札幌の後継施設として元グリーンドーム跡地に建設中の「札幌展示場」での使用料の減免や交通渋滞について質問に立ちました。

札幌展示場は2027年9月開業予定で、展示場の広さがアクセスの3倍になり、1キロ先には札幌ドームがあります。経営問題や交通渋滞、市民利用の点でどうなのか、市民目線で今後もチェックしていく必要があると思います。

(6月3日 記) 

 

朝の街頭宣伝で消費税減税とコメ増産について訴える吉岡市議(=6月10日、白石区南郷18丁目)

 

「清田区新聞」2025年6月15日号


 

2025年6月5日木曜日

「代表質問」

 5月30日に共産党の代表質問に立ちました。

取り上げたのは、 札幌市地域公共交通計画、在宅医療、札幌市障がい者協働事業、学校環境の充実と就学援助制度の4つの大きな項目です。

代表質問に立つ吉岡市議(=5月30日、札幌市議会)

「地域公共交通」の項では、都心部は地下鉄・JR ・市電・バス路線が廃止になり代替交通が必要になっている地域が増えている問題を取り上げました。

また、子どもの問題では、学校給食について質問しました。札幌市では、現在小・中学校298校のうち164校で給食室が整備され、単独・親子調理方式で1日約14万3千食が提供されています。これを札幌市は「あり方検討」として、センター方式、デリバリー方式を含めた調査を民間に委託したところ、「センター方式」が最も高い結果が出されました。しかし、「評価が高い」というのは、主に経費の面です。

私は、最も重要な子どもたちの食育の面から単独・親子調理方式を続け、これからも豊かな給食を子どもたちに経験させたいと思います。翌日の道新でもこの2つの質問が掲載され嬉しく思いました。  

 選挙間近で忙しい中、傍聴に来てくれたみなさんの大きな拍手に励まされました。本当にありがとうございました。

 (6月3日 記)

代表質問を終え、傍聴者との懇談会であいさつする吉岡市議

 

「清田区新聞」2025年6月8日号

 

 👉代表質問の全文は市議団のホームページに掲載しています

 

2025年5月30日金曜日

「時給63円」

 「私はコメは買ったことがない。支援者の方々がたくさんコメをくださり、売るほどある」と発言し、江藤農林水産大臣が辞任したのは当然と言えます。

ところが、後継の小泉進次郎氏は「どんな手を使っても価格を制御する」「備蓄米、残りの30万トン全部使ってもいいと思っている」などと、さっそく、無責任な発言をしています。何という軽さでしょうか。

農水省は3月28日、2023年度の「農業経営統計調査」の確報を公表しました。それによると、家族農業の米農家の平均では、作付け2.2ヘクタール、年間の農業粗収入は319万6千円、経営費は314万5千円で農業所得は、何と5万1千円。家族労働時間807時間で割ると、米農家の時給は、な、な、何と「63円」となっています。こんなことを続けられたら、お米を作る人はいなくなってしまいます。

現に、北海道は2015年に103,900人だった農業生産者は24年には69,000人と10年間で3割以上激減しています。そんな中でも、この時期、田植えは真っ盛りで、5月中には多くの地域で田植えが終わる見込みといいます。

減反政策はやめて、38%しかない食料自給率50%に引き上げましょう。

(5月27日 記) 

早朝の街頭宣伝で訴える吉岡市議(=5月27日、白石区南郷18丁目)

 

「清田区新聞」2025年6月1日号

 

 

 

2025年5月22日木曜日

「2025平和行進」

 核兵器廃絶と被爆者の実相を世界に訴え続けた被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を受賞して今年は初めての平和行進です。

パレスチナガザ地区では、イスラエルの爆撃で連日三桁の市民が命を奪われ、ウクライナはロシアの軍事進攻に今もさらされている今、私たちも沈黙しているわけにはいきません。

5月6日に、快晴の礼文島を出発した平和行進全国幹線コースは、名寄を経由して17日に札幌入りし東京までタスキをつないで歩きます。

幹線以外に道内はオホーツクや根室、釧路、ふるさと銀河線コースなどなど、札幌市内もいくつものコースで取り組まれています。

清田区コースは17日、清田イオンからヤマダ電機までの36号線を、歌ったり「核兵器廃絶」「戦争反対」をアピールしながら、おのおのが持ち寄ったグッズを手に歩きました。

国民平和大行進 清田コース(=5月17日、清田区)
 

「広島へ長崎へ」の歌は清田区年金者組合書記長で道内の通し行進者を続けていた故 鈴木猛さんが作詞した歌です。この歌を歌うと鈴木さんの平和への思いとともに元気が湧いてきます。

30分行進し、行進後は2時間(!)新婦人の班の仲間とランチを楽しみ、ランチの後は元来た道を歩きました。

 


(5月20日 記) 

 

「清田区新聞」2025年5月25日号

 

 

2025年5月15日木曜日

「若葉のささやき」

 大型連休もあり、今朝は久しぶりの早朝宣伝でした。いつも私たちが宣伝している場所は他党の皆さんが先に宣伝していたため、場所を変えて宣伝しました。ビラや日曜版宣伝紙の受け取りがいつもより良く、また通りがかりの方から激励もされ、気持ちの良い宣伝でした。

 

朝の街頭宣伝で訴える吉岡市議(=5月13日、白石区)

 参議院選挙の公示まで2か月を切り、物価高騰のもと、消費税減税、軍事費、憲法、学術会議解体法案など問題山積みのなかで出てきた自民党西田参議院議員の問題発言。歴史を改ざんし、沖縄戦犠牲者を冒涜するような発言は許しがたいものです。

 地下鉄南郷18丁目の朝宣の後、栄通を通ると、いちょう並木が淡い黄緑色に衣替えをしたように色づいていました。

 そして夕方、車で走行中に、NHK FMラジオの「大竹しのぶのスピーカーズコーナー」で、天地真理の「若葉のささやき」が流れました。

「若葉が街に急に萌え出した~」で始まる1972年発売の歌。実はカラオケの18番です。高い部分の音の声が思うように出なくなり、まるで鶏が首を絞められたような声…ですが、大きな声で歌ってスカッとしました。

 21日から始まる第2回定例会を控え、30日の代表質問を寝ても覚めても考えながら。

(5月13日 記)

 

 

「清田区新聞」2025年5月18日号

 

 

2025年5月8日木曜日

「朝鮮学校高校生に、授業料無償化を」

 高校の授業料無償化が始まってから15年になり、所得制限の撤廃がされようとしていますが、朝鮮学校に通う高校生たちは蚊帳(カヤ)の外に置かれています。

 平岡にある北海道初中高級朝鮮学校を支える会は、毎週月曜日10時から1時間清田区役所前で、差別をしないで!」と立ち続け、子どもの日である5月5日、今日で250回を数え、退職教員の会やオモニ会の方々に加えて、学校が休みとあって朝鮮学校の先生たちが総出で参加し活気にあふれていました。

 私はスピーチで、札幌市が第1回定例会で、「札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例」を制定したことを報告し、「高齢者も、子どもも、障がいのある方、LGBTの方、アイヌ民族、朝鮮民族や外国籍の方もすべての人、誰もが差別や偏見にさらされず、尊重されて暮らせる街になるために、力をあわせること、高校授業料無償化の朝鮮学校への差別をやめさせよう」と呼びかけました。スピーチの最後に、はたやま和也さん、紙智子さん、宮内しおりさん連名の「朝鮮学校関係者のみなさんへの連帯メッセージ」を紹介させていただきました。

 「本当は、この宣伝を300回、400回まで続けさせてはならないんです」と語ったオモニ会の女性の言葉が胸に刺さります。

(5月5日 記)

 

(写真左)250回目の街頭宣伝でスピーチする吉岡市議(=5月5日、清田区役所前)

 

「清田区新聞」2025年5月11日号

 


2025年4月24日木曜日

「清田区女性のつどい」

 19日午後、清田区女性のつどいが開かれました。会場のプラッツ集会室(平岡)は、元気いっぱいの女性たちで活気があふれました。

 物価高、戦争への不安や不満だらけの日々。まずは知ることから始めませんかとビラでは呼びかけています。

 受付では、シマエナガをかたどった用紙に一人ひとり要求を書き、会場前にある大きな木の絵にたくさんのシマエナガが貼られました。

 オープニングは颯爽とロングスカートをなびかせた新婦人コーラスコモドのMさんによる「エーデルワイス」他二曲のアカペラの独唱、そして宮内さんのメッセージビデオと続きました。

 宮内さんは、政治を変えたい原点、そして「社会の進歩と自分の人生を重ね、共産党のメンバーになって選挙をご一緒に!」と呼びかけ、私から札幌市政と国会状況、高等教育の無償化を中心に党の政策を訴えました。

 最後は新婦人 班内後援会の報告と決意、全員参加でじゃんけんゲームを楽しみ、司会者から、「子どもをまもるため、自分の体重の10倍もある巨大な敵に立ち向かうシマエナガに学び、私たちも一人ひとりの力は小さくても大きな力を発揮しよう」と呼びかけ、勝利めざし頑張る決意を固め合いました。

(4月19日 記)

 

女性のつどいで市政報告をする吉岡市議(=4月19日、清田区)


「清田区新聞」2025年4月27日・5月4日合併号



2025年4月18日金曜日

「火葬料有料化のこと」

 議案第23号「札幌市火葬場条例の一部を改正する条例案」が3月の定例会で採決され、来年4月から斎場の火葬炉使用料までが有料になることが決まりました。

日本共産党市議団は、「火葬場は市民生活に欠かせない施設であり、公衆衛生の観点からも極めて公益性の高い施設であり、受益者負担とはすべきではない」ことから有料化に反対をしました。

札幌市には手稲区山口と清田区里塚に2か所の斎場があり、現在は市民については無料となっていますが、改定される使用料の表を見ると、12歳以上は、1体につき1万6000円の負担となります。改定理由として、札幌市は火葬件数の増加、維持管理や将来の改修、立替等の費用の高騰、特別控室利用率の低下をあげています。

理由としての「特別控室利用率の低下」をみると、少人数規模など、お葬式の在り方の変化を感じます。また、「火葬件数の増加」をみると、高齢化社会、団塊世代に思いが至ります。自治体の仕事は、ゆりかごから墓場までと言われますが、何でも値上げの中で、「火葬料、お前もか!」という気持ちにさせられます。

誰もが通る道、せめてこの世にお別れをするときに、お金の心配をしないで良い社会にしたいものです。

(4月15日 記)

 

 

朝の街頭宣伝で市政報告をする吉岡市議(=4月15日、清田区)  

 

「清田区新聞」2025年4月20日号


2025年4月12日土曜日

「はじまりの季節」

 清田区民センター向かいの清田緑地前で、ふきのとうを見つけました。

ことし初めてのふきのとうたち。葉を広げ丸い顔を出していたり、まだとんがり頭のままだったりのものが、茶色の枯れ葉の間から黄緑色の姿で鎮座しているではありませんか。道南の田舎育ちの私は、雪解けの水たまりの後の、ネコヤナギとフキノトウは春そのものでワクワクしてくるのです。

4月と言えば旅立ち、はじまりの季節。今日は市内の小学校の入学式でした。新入学の親子連れの姿を見ると、「おめでとう!お疲れさん」と言いたい衝動を抑えて運転に集中しました。

これからの学校生活が全ての子どもたちにとって楽しいことがたくさん体験できる場となるよう願わずにはいられません。

ところが…政府も地方自治体も口を開けば少子化を問題にしながら、今年度の教育予算は軍事予算の半分です。義務教育も何かとお金がかかり、大学や専門学校の高すぎる入学金・授業料は言わずもがなです。本当に国を守ると言うなら、軍事費ではなく教育、食料、社会保障に手厚い配分が不可欠です。

7月の参議院選挙は、「軍事費一人勝ち」「企業献金出したもの勝ち」の政治を変えましょう。

(4月8日 記)

 

宮内しおりさんとのつどいで市政報告をする吉岡市議(=4月7日、清田区)

「清田区新聞」2025年4月13日付

 


2025年4月4日金曜日

第1回定例会を終えて

 物価高騰が続く中、2月13日から3月28日までの第1回定例会、党市議団は市長提案の一般会計予算などに対し、組み替え動議を提出しました。

残念ながら否決されましたが、大型開発等に関わる歳出を減らし、国などの事業に市が負担している負担金等(新幹線、都心アクセス道路関連など)の費用見直しを求めるなどで財源をつくり、市民の暮らし、中小・小規模企業の支援や、急がれる老朽インフラの更新・改修のために活用することを提案し全議員に呼びかけました。

また、共産党市議団が紹介議員となって、この度提出された「敬老パス制度の存続と拡充を求める請願」51本に加え、これまで「継続審議」となっていた陳情1、16、18、38号全てが採決の対象となり、共産党以外の殆どの会派によって否決されました。

札幌市はこの度の変更案では、市民の声に押され「敬老パス制度」を残したものの、大変消極的ですから、根負けしないよう今後も敬老パス存続の運動は続けることが必要です。

また、小中学校の義務教育学校化によるマンモス化、統廃合の問題も、子どもの成長にとってどうなのか、保護者や地域と合意されているのかを見極めなければなりません。

課題は山積み、諦めず行動し声をあげ続けましょう。

(4月1日 記) 

朝の街頭宣伝で市政報告をする吉岡市議(=4月1日、清田区真栄)

 

👉第1回定例会 予算組み替え動議の提案説明 太田秀子議員(2025年3月28日) 

👉第1回定例会 討論 長屋いずみ議員(2025年3月28日) 

👉第1回定例会 請願・陳情に対する討論 さとう綾議員(2025年3月28日) 

 

 

2025年3月27日木曜日

「中学生からの陳情」

 今日は、建設委員会で、市内の中学生からの、公園整備に関わる陳情が審議されたので傍聴しました。中学の生活科がきっかけだったようですが、運動不足の子どもが増えていて、身近に体を使って遊べる場所がない、バスケットボールゴールがほしい、公園整備の時は子どもたちの声を反映してほしいなどというもので、ニュースを作ったり、調査をして周りの人たちからもアンケートも紹介するなど、とても意欲的でワクワクする委員会でした。

私が知る限りですが、中学生からの陳情は初めてで、議会事務局もこの陳情を春休み期間に実施するなど、中学生の陳情を尊重していることも分かりました。

陳情者はしっかりと趣旨説明をした後、傍聴席に戻りましたが、きっとものすごく緊張したと思います。この経験がまた次の行動や考え方そして周りの人たちにも繋がっていけばいいなと思いました。

去る2月26日には、財政市民委員会で、「『札幌空襲被災地の碑』を建立することを求める陳情」が 初審議され、私も質疑をしました。「空襲の碑」を公園などに建てて欲しいというもので80歳代の方の提出でした。

2つの陳情を通して感じたのは、公園という空間の可能性と市民の関わり。夢が広がります。

(3月25日 記)

 

朝の街頭宣伝で市政報告をする吉岡市議(=3月23日、清田区)

 

「清田区新聞」2025年3月30日号

 

 

 

2025年3月21日金曜日

「札幌市共生のまちづくり条例案」

 3月11日、予算特別委員会で、市長提出の「札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例案」と「条例に反対する陳情」が審議されました。

 陳情は札幌市内から46通、札幌市を除く道内から9通、道外から53通、計109通が届いています。

 陳情者は趣旨説明で、「これは差別解消を過分に取り入れている」、また札幌市の条例は理念条例であって強制するものではないのですが、「条例で強制するなら自由の侵害である」などの発言をし、条例案に対するパブリックコメントには「差別は見たこともない」などという言葉が並べられています。

 共産党の太田秀子市議(東区)は、質問の最後に「2017年、LGBT札幌市パートナーシップ宣誓制度が開始されましたが、その準備段階で『少子化が進むのではないか』『家族制度や結婚制度が崩れるのではないか』などの声があがったけれど、制度が導入された以降、市民への理解が広がりました」だからこそ対話をと、陳情者や傍聴者に伝えるように締めくくりました。

 アイヌ民族や朝鮮民族などへのヘイトも、差別を受けている人たちも現に存在しています。「誰もが個人として尊重され共に生きていく街」を!

(3月18日 記)

 

朝の街頭宣伝で市政報告をする吉岡市議(=3月18日、清田区)

 

「清田区新聞」2025年3月23日号




2025年3月14日金曜日

「さっぽろ市政だより」2025年春号ができました

 日本共産党 札幌市議会議員団 事務局発行の「さっぽろ市政だより」2025年春号ができました。

A4二つ折りで、1面と4面は、第3回・第4回定例会の活動報告。

2面、3面は、札幌市が進める敬老優待乗車証(敬老パス)制度の縮小について、市議団の見解がまとめられています。

市議団のホームページからPDFで読むこともできます。

👉日本共産党 札幌市議団ホームページ 

 

「さっぽろ市政だより」2025年春号(右側が1面、左側が4面)

 
「さっぽろ市政だより」2025年春号(2面、3面)

 

 

2025年3月7日金曜日

アイデンティティ

 市議会には、超党派で構成する「日中」「日独」「日台」などの議員連盟があります。

先日、日朝議連と日韓議連の懇親会がそれぞれあり、参加しました。どちらも自民党から共産党までが所属し、「国同士が色々あっても、民民の交流を大切にしよう」というものです。

日韓議連の懇親会で、ある在日の方のお話が心に残っています。

妻は日本人で、お子さんともども日本国籍なので、家族は同じ国籍でとの思いで、日本に帰化したとの事。帰化を許可する書類を受け取ったときに、それまで感じることのなかった、民族のアイデンティティを初めて感じ、とても複雑な心境になったと話されていました。

アイデンティティと言って、思い出されるのは、元沖縄県知事の故 翁長雄志(おながたけし)さんの言葉です。2014年の知事選にあたって、保守系から共産党まで「オール沖縄」を結集して、名護市辺野古への基地の移転反対を訴えた際の言葉が「イデオロギーよりもアイデンティティ」でした。

辞書によると、「アイデンティティ」とは、「自分が自分であると自覚すること」などと書かれています。

日ごろ「アイデンティティ」を考えることのない自分に、改めて問うてみました。

(3月4日 記)

 

財政市民委員会で質問する吉岡市議(2月26日、札幌市議会)

 

「清田区新聞」2025年3月9日号


2025年2月27日木曜日

予算議会に全力投球

 先週は各会派の代表質問があり、共産党は白石区の佐藤綾さんが質問に立ちました。市長の政治姿勢、予算案、温室効果ガスの削減、訪問介護事業所支援、教育の課題など大きく5項目に渡って質問。

 敬老パス問題では、1月27日の記者会見でのやりとりを取り上げました。記者から予算案と敬老パスのことを問われ、予算案を可決いただけるとすれば、これを前提に実施していく」と、実質上「見直す余地はない」と答えたことについて質問。残念なことには、敬老パスの質問をしたのは共産党だけでした。3月までの署名をたくさん積み上げていきたいものです。

 傍聴に来られた方との交流の時間はほんの少しでしたが、介護施設で働いていた若者から、一軒一軒まわる訪問介護施設の現場の大変さを強調していたことが印象的でした。

 3連休の最終日、息子家族が来るというので、久しぶりに夕食作りに精を出し大勢での楽しい夕食でした。4歳の孫に、ちらし寿司の仕上げの卵焼きや花型にんじんを散らしてもらうお手伝いを頼んだら、勘違いしたらしく手は酢飯だらけ。洗う前に酢飯を食べるのもなかなか楽しいお手伝いですね。

 束の間の休息の翌日、今日ですが、明日のいっせい常任委員会の質問と討論を作っています。

(2月25日 記)

 

日本共産党を代表して討論する吉岡市議(2月28日、札幌市議会)


 👉第1回定例議会 代表質問 さとう 綾議員(2025年2月20日)

 👉第1回定例議会 討論 吉岡 ひろ子議員(2025年2月28日) 

 

吉岡ひろ子だより第13号を発行しました

 吉岡ひろ子市政事務所は、このほど「吉岡ひろ子だより」第13号を発行しました。

〈表面〉は、昨年開かれた第4回定例会の報告です。市の公共施設の一斉値上げや、宿泊税条例案の採決など、12月9日の財政市民委員会での吉岡市議の質問を中心に取り上げています。

コラムでは、利用対象年齢75歳、チャージ上限額4万円、自己負担5割と、ますます負担増となった、敬老パス変更案についてです。この問題については、現在開かれている第1回定例会で、2月14日の厚生委員会、2月20日の代表質問と日本共産党の論戦が続いている最中です。

吉岡ひろ子だより13号(表面)

 

〈裏面)は、清田区民センター整備・移転計画(案)について。ホールと貸室が分離される案に寄せられた利用者からの声と吉岡市議の委員会質問。1月24日に開かれた区民説明会の参加者の意見など。

そして毎号載せている、吉岡市議のコラムと、市政事務所で対応した生活相談事例などです。 

吉岡ひろ子だより13号(裏面)



 

2025年2月21日金曜日

第一回定例会がスタート

 「これからは1人1人が主導する『楽しい日本』を目指していきたい」とは、石破首相の施政方針演説で放った言葉。久しぶりに、開いた口がふさがらない状態となりました。物価高で四苦八苦している国民の姿が石破首相の目には全く入らぬようです。

2月13日から定例会がスタートしました。さて、こちらの秋元札幌市長には市民がどのように見えているのか。等身大で対等に向き合っているとはとても思えないなぁと感じています。

民間大型再開発事業への札幌市の補助率は北5西1・2事業では17.5%、北4西3事業では23.1%です。2割も市の税金が投入されています。また、開業の見通しが全く立たない新幹線札幌延伸の事業費の市の負担は、今年度50億円、2025年度56億円が計上されています。

一方、敬老パスについては現在、市の負担約50億円のところ、22億円まで引き下げる変更案ありきで進められています。市民の声を聴くのはポーズだけに見えるのは私だけではないと思います。ここに、ほぼオール与党体制の秋元札幌市政のおごりと害悪が漏れ出ています。

3月28日まで続く第一回定例会、全力で頑張ります。26日はいっせいの常任委員会です。では来週また。

(2月18日 記)


 

 

「清田区新聞」2025年2月23日号




2025年2月14日金曜日

「雪まつりの或る日」

 今年のさっぽろ雪まつりも今日で最終日、市議団控室で議会準備に追われています。

数日前の夕方のこと、いつものようにテレビ塔近くのエレベーターに着くと、先着の若者が立っていたので、私も近くに並びましたが、見るとエレベーターの押しボタンが押されていません。

私は若者の前に出て、「押しますねー」と言いながらボタンを押すと、若者は「あ、すみません… いま生まれて初めて告白してきました」と言います。「勇気を出したんですね」と言うと「はい」と力なく答え、「告白したけれど、返事を聞く前にスマホ(の電池)が切れてしまったんです。」

「もうこれから告白することはないと思います…」という若者に「そんなことはないと思いますよー」と声を掛けて、エレベーターを出て地下鉄に向かいました。

「おー青春だ」とほっこりした気持ちになったのは、私が年を取ったせいかなと思いながら。

雪まつりと言えば、特設の雪の長い滑り台目当てに、幼かった子どもたちと真駒内会場に行ったこと、年老いた母を連れて、車いすで大通会場の雪像を見て歩いたことを思い出します。

もう数十年前のこと。今年は新しいエピソードが一つ加わりました。

がんばれ、若者!

(2月11日 記)

 

市民の要求実現のため頑張る決意を表明する吉岡市議(=2月8日、白石区)

「清田区新聞」2025年2月16日号

 

 

 

2025年2月7日金曜日

「eスポーツ世界大会」

 今日から雪まつりが始まりました。13日から始まる第一回定例会の会議などが連日のように続いています。少しでも雪像を見たいと思っていますが…さて。

月、水曜日の二日間、局別の予算説明を受ける「会派別勉強会」です。昨日はスポーツ局から始まって環境局まで9つの局で30分ずつ、説明を受け、質問などがされました。

スポーツ局では、大和ハウスプレミストドームで、1月29日から2月2日まで開かれた「eスポーツ世界大会」についての説明も受けました。

3万人を超える参加者の8割は海外からで、若者を中心に33か国から集まり、賞金約3億円をかけた世界のトップチームが熱戦を楽しんだそうです。

報道によると、eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、「コンピューターゲームなどを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称」というもので、日本の競技人口は、2025年には1200万人を超えるとの予測がされています。

秋元市長は経済効果や街のアピールを積極的に行うと誘致しましたが、中には暴力的なサバイバルゲームもあるといいます。国では経産省が積極的な反面、文科省は子どもたちの過度なゲーム使用による依存症の問題の深刻さを懸念しています。

(2月4日 記)

 

街頭宣伝で市政について訴える吉岡市議(=2月2日、清田区)

「清田区新聞」2025年2月9日号



 

2025年1月31日金曜日

「新春のつどい&中央区複合庁舎視察」

先週末から、共産党の「清田区新春のつどい」をはじめ、「まちの灯りin

清田」「清田区フェスティバル」、財政市民委員会の視察などがあり、何を書こうかとずいぶん迷い、二つに絞りました。 

 25日、紙智子さん(参議院議員)、宮内しおりさん(参議院北海道選挙区予定候補)を迎えて、新春のつどいが開かれ、7月参議院選挙に向けて、楽しみながらも「今度こそ!」と決意を固め合う場となりました。

久しぶりに会う方もいて、お一人おひとりとお話をしたかったなぁと思っています。

(左から)吉岡ひろ子市議、紙智子参院議員、宮内しおり予定候補

 

  26日の清田区ウィンターフェスティバルは、区役所前の広場です。明るい陽ざしのもとで雪遊びする親子に、思わず頬が緩みながら、温かいカレーに舌鼓をうちました。冬はどうしても室内遊びになるので、 素晴らしい企画です。

きよたウィンターフェスティバル(清田区役所前 市民交流広場&ロータリー)

 


 

 昨日27日の市内視察は、2月25日開始の中央区複合庁舎でした。

 1・2階は区民センター、3階から6階までが区役所、地下1・2階は150台まで収容できる駐車場です。窓ガラス太陽光発電など環境への配慮が印象的でした。

新しい中央区複合庁舎を視察する吉岡市議


 パブリックコメントや説明会などが取り組まれている清田区民センター移転に思いをはせながら帰途につきました。

(1月28日 記)

 

清田区新聞(2025年2月2日号)