「これからは1人1人が主導する『楽しい日本』を目指していきたい」とは、石破首相の施政方針演説で放った言葉。久しぶりに、開いた口がふさがらない状態となりました。物価高で四苦八苦している国民の姿が石破首相の目には全く入らぬようです。
2月13日から定例会がスタートしました。さて、こちらの秋元札幌市長には市民がどのように見えているのか。等身大で対等に向き合っているとはとても思えないなぁと感じています。
民間大型再開発事業への札幌市の補助率は北5西1・2事業では17.5%、北4西3事業では23.1%です。2割も市の税金が投入されています。また、開業の見通しが全く立たない新幹線札幌延伸の事業費の市の負担は、今年度50億円、2025年度56億円が計上されています。
一方、敬老パスについては現在、市の負担約50億円のところ、22億円まで引き下げる変更案ありきで進められています。市民の声を聴くのはポーズだけに見えるのは私だけではないと思います。ここに、ほぼオール与党体制の秋元札幌市政のおごりと害悪が漏れ出ています。
3月28日まで続く第一回定例会、全力で頑張ります。26日はいっせいの常任委員会です。では来週また。
(2月18日 記)
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「清田区新聞」2025年2月23日号 |