2022年11月7日月曜日

本会議で陳情第149号の討論

2022年11月1日、第3回定例会最終日、本会議で日本共産党を代表し、陳情149号「北海道新幹線・札樽トンネルから発生する有害掘削土の受け入れを決めた札幌市と鉄道・運輸機構の『協定』の即時破棄、および山口処理場への有害掘削土の搬入工事の中止、ならびに原状回復を求める陳情」の賛成討論を行いました。

採決の結果、日本共産党、市民ネットワークが賛成。自民、民主市民連合、公明の反対で不採択となりました。

 

陳情を採択すべきと討論を行う吉岡市議(=11月1日、札幌市議会)

 

以下、討論を文字起こしで紹介します。

 

【吉岡 ひろ子議員】

私は日本共産党を代表して、陳情第149号「北海道新幹線札樽トンネルから発生する有害掘削土の受け入れを決めた札幌市と鉄道運輸機構の協定の即時破棄及び山口処理場への有害掘削土の搬入工事の中止並びに原状回復を求める陳情」につきまして、採択すべきとの立場で討論を行います。

北海道新幹線トンネル工事による230万立米の掘削土のうち、約5割が要対策土です。有害掘削土に含有するヒ素による、飲料水や粉塵の汚染、遮水シートの耐久性、将来に渡る子供たちへの健康と環境への影響など、住民の不安は全く払拭されておりません。

秋元市長は市民の理解なしに、先に進めることはできないとしながら、住民が求める説明会や公開討論会開催には応えないまま、昨年12月、手稲区山口処分場への有害掘削土の搬入を強行しました。これ以上強行すれば市民との信頼関係は大きく損なわれ、将来にわたって禍根を残すことになります。よって陳情第149号は採択すべきと申し上げて討論を終わります。

 

討論の音声はこちらからお聞きになれます。

 

【第3回定例会】の最終日、南区選出の千葉なおこ市議が、日本共産党を代表して討論を行いました。日本共産党は、議案7件中、議案1号及び7号に反対、残り5件の議案に賛成しました。

討論の全文は、市議団のホームページに掲載されています。

第3回定例議会  討論 千葉 なおこ議員(2022年11月1日)