2019年3月9日土曜日

胆振東部地震から6か月

 今日で胆振東部地震から半年が経ちました。

 先日被害の大きかった里塚の地域に行きました。

 いくつもの敷地が更地になり、空き家となっている家の前には雪が積もっていました。

 町内会の掲示板には、子ども会や健康講座、復旧に向けた市の現地事務所のおしらせなどが貼られていました。 
道路脇に臨時の掲示板が設置されていました



 町内会の方々は今も毎日見回りを続けているそうです。

 雪解けを待って、地盤工事などが始まります。

 復旧工事も生活再建も、まだまだこれからです。

 震災直後に会った、新小学生の娘さんをお待ちのご家族はどうしているのでしょうか。

 3日、私の町内を「中学卒業まで子ども医療費無料化を」や「都心アクセス道路建設中止」の署名を片手に訪問しました。

 都心アクセス道路に1000億円も税金をかけるのではなく、政令市で最も遅れている「子ども医療費の無料化」や特養老人ホーム建設、子育て支援、国保の引き下げこそ、市民は求めています。

中央の創成川の部分に建設する計画がすすむ都心アクセス道路の予定地(北8条の歩道橋より)

 公共事業と言うのなら、耐震性の問題があるインフラ整備をして、災害に備えることこそ、急がれるのではないでしょうか。

 先日厚別区を車で走っていたとき、元は里塚の被災地を流れていた三里川下流そばを、たまたま通りました。

 災害など知らぬかのように、さらさら流れていました。

(3月6日記)