昨日(10月20日)の学習会「マルクスNIGHT」に参加し、学習への刺激を受けました。
講演のタイトル「革命家マルクスと現代、そして未来社会へ」。お話は、神戸女学院大学教授の石川康宏さん。
今年はマルクス生誕200年。資本論が発行された1867年、北侮道はまだ「蝦夷地」と呼ばれ、翌年には明冶政府軍による江戸城の開城で江戸時代が幕を閉じました。
そのような時代に、マルクスは、資本主義を徹底的に研究しぬき、その弊害を乗り越えた先にある「未来社会」を示し、根本条件は労働時間の短縮だと言っていたのです。
1日5時間労働とか週に3日働けば生活ができるとか、自由な時間で自分の能力を伸ばし、社会の先を見る人も増えるといいますが、資本主義社会の枠で生きている私たちにとって、「未来社会」は非現実的に感じられる方も多いと思います。
マルクスは「資本主義は体内に『未来社会』をはらんでいる」ことを示し、石川先生は「『未来社会』はいまの資本主義社会と『地続き』のところにある」と指摘されました。
知事選などで、国家権力丸抱えの相手候補を打ち破った沖縄県民に連帯するということは、安倍政権を倒すことだと、石川先生は力を込めて話されました。この日が投票の那覇市長選では、3連続勝利を成し遂げました。
私たちも頑張らナイト。
(10月21日記)