2026年3月5日木曜日

「除排雪こそ根幹」

 アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃を糾弾し、即時中止を求めます。

予算特別委員会の審議が2日から始まり、私の所属する第二部は建設局の審議でした。

予算特別委員会で質問する吉岡市議(=3月2日、札幌市議会)

 

札幌市は、1月の大雪のあとの「フェーズ3」対応で、市による緊急排雪が、今まさに最後の追い込みに入っています。

私は「生活道路とバスターミナルの除排雪」の質疑を行いましたが、各会派からも「国庫補助金」「雪堆積場」「緊急排雪」など、「除排雪」に関する質疑が。

生活道路の除雪基準は30センチ!日本共産党はこれまでも、幹線道路だけではなく生活道路の除排雪をためずに通常から行うことが大事だと言い続けてきました。今冬の大雪と暖気の気候のもとでいっそう必要性が明らかになったと思っています。今回の緊急排雪では、2月いっぱいの予定が3月にずれ込んだ理由のひとつに道路の圧雪が多かったことを秋元市長自身が記者会見で述べていました。

吉岡ひろ子事務所で、北野の方たちが議会のネット中継を見てくれて、視聴後、除雪のことで話題になったと聞きました。

明日は春の節句、ひなまつり。このまま春が来てほしい!いやいやそれどころじゃなかったわい。3月26日の議会終了まで緊張が続きます。

(3月3日 記)

 

 

「清田区新聞」2026年3月8日号

 

 

2026年3月2日、第二部予算特別委員会(建設局関係) 

【吉岡委員】

私は、生活道路とバスターミナルの除排雪について質問します。はじめに生活道路の除排雪について質問いたします。生活道路の除排雪は、住民の暮らしに直結し、介護サービスや宅配など、福祉、経済への影響が、除排雪の状況によって左右されることにもなり、重要です。1月24日から25日にかけての記録的な大雪と、その後の断続的な降雪があり、 バスやJR などの公共交通は、大幅に路線の運休がありましたが、本当の幹線道路は大雪が降る前から排雪が進み、例年よりスピード感を持って行われてきたと感じています。

 一方で、大雪の日以外にも生活道路から幹線道路へ出ることができない地域も少なくありませんでした。 2月から生活道路に「フェーズ3」の排雪が入り、幅員も広くなり、路面の雪もなくなり、市民からも喜ばれました。しかし、排雪がされていない中通りに入ると、路面の雪が厚い状態が残されており、2月21日、22日に気温が緩み、一気に状況が悪化し、生活道路では車が埋まり、動けなくなることが相次ぎました。 こうしたザクザク路面に対して本市は、気象予報を参考にして路面整正をしてきましたが、対応が難しいところです。 生活道路の新雪除雪の際、路面は 30cmの雪の厚さで残すこととなっています。 これが路面悪化に至る大きな課題であると感じております。

 そこでお聞きしますが、気候変動により雪の降り方が変わり、大雪が断続的に起こり、その後、気温上昇により路面が悪化することが起こる、そうした気象であるという前提で、生活道路についても、新雪除雪時に路面の雪の厚さを薄くすべきと考えますがいかがか伺います 



【茂木雪対策室長】 

雪対策室長の茂木でございます。

生活道路についても新雪除雪時に路面の雪の厚さを薄くするべきというご質問にお答えいたします。

新雪除雪は、ほぼ連続した降雪で、雪の深さが10cmを超え、交通に支障が生ずる見込みの時に実施しております。このため10cmに満たない降雪や、新雪除雪が入った後に降り積もってしまった雪、こういったものが踏み固められることによりまして、シーズン中盤以降はどうしても路面の雪の厚さは厚くなっていきます。 特に気温が低い厳冬期には、路面の圧雪は硬い氷の板状となっていることから、新雪の除雪と同時に削って薄くするには、幹線道路で使っているような大型の機械で施工する必要があり、限られた機械台数や時間の中で施工することは困難でございます。 以上でございます。


【吉岡委員】

 中期気象予報で暖気になることが前もって予測できるとき、 ザクザク道路になるのを防ぐための道路の圧雪を削ってのかき分け除雪では、追いついていない状況があります。 これからも気象変動のもとで、厳冬期に気温が上がることが考えられますので、雪山が大きくなるため、通行できる道路が狭くなるという現状であります。 そういう状況の中で、その対策も一緒に路面の雪の厚さを薄くする検討をすべきだと思います。そこで、生活道路の排雪について伺います。 今年は1月の大雪を受けて 「フェーズ3」の緊急排雪を実施し、2月末までに終了の予定でしたが遅れて3月までかかるということですが、大変な中で作業されている皆さんに感謝申し上げたいと思います。

 この排雪作業の遅れの要因の一つとして、気温の上昇でザクザク路面となり、その作業が必要となったためと伺っております。 繰り返しますが、道路の除雪基準、主要幹線道路は3cm、幹線道路は5cm、補助幹線道路25cmです。

 生活道路の路面の雪の厚さは30cmですから、大雪でなくても気温が上昇したら路面が悪化し車が埋まったり、大変歩きにくくなるということが起きています。 厳冬期でもプラス気温となり、路面が悪化することを考えると生活道路についての排雪の対応を、大雪時だけでなく通常の対応として必要だと考えます。

 2月19日の我が党の代表質問で、今回の大雪を踏まえ、シーズンの早い段階から生活道路についても排雪に取り組むべきとお聞きしたところ、市民ニーズも踏まえ、少しでも早く生活道路の排雪に着手できるよう検討してまいるという答弁については、大雪時だけでなく、通常時、平年並みの降雪時における対応としても検討されるという認識で良いのか伺います。


 【茂木雪対策室長】 

少しでも早く生活道路の排雪に着手できるよう検討するということにつきましては、大雪時だけではなく平年並みの降雪時における対応としても検討されるのかというご質問かと思います。 お答えいたします。 

平年並みの降雪シーズンにおける生活道路排雪作業の前倒しにつきましても、昨年までに実施しました生活道路除排雪の試験施工や雪対策審議会での議論等を踏まえながら、現在検討を進めているところでございます。 以上でございます。

 

【 吉岡委員】

路面の厚い雪が、気温が緩むと困る状況ですから、 排雪の前倒しを検討されるということで、あわせて大雪時だけではなく、通常からの生活道路の圧雪厚と、早い段階からの排雪についても一緒に検討することが必要であると申し上げます。 


次にバスターミナル付近の除排雪についてお聞きします。札幌市内には 地下鉄駅に接続するターミナルが14か所、 発着場が7か所、待合所が3箇所の合計24か所あります。 バスターミナルは自動車ターミナル法に基づき、2台以上が同時に乗降可能で専用の拠点施設というもので、 札幌では高速バスなどが発着する大きめな施設です。一方、発着場というのは、路線バスの乗降場所や休憩場所のある施設ですが、市民はどちらもバスターミナルと認識しています。建設局雪対策室の本当の主な取り組みには、バスの円滑な運行の確保に向け、市内のバス路線の交通量、バス便数、道路幅員などを勘案し、除排雪を強化するとあり、バス専用レーン、バス優先レーンなどについての記載がありますが、バスターミナル等の付近の除排雪についての記載は特にはありません。 

そこで質問ですが、バスターミナル や発着場などの出入り口については、どのように除排雪をすることとしているのかお聞きします。 


【茂木雪対策室長】

 バスターミナルや発着場の出入口等につきまして、どのような除排雪をすることとしているのかについて、お答えいたします。バスターミナルや発着場の出入口のところにあたる道路が、バス専用レーンですとか、優先レーンになっている場合には、排雪強化路線としまして、排雪回数を増やして安全・円滑な環境確保に努めているところでございます。 また専用レーン等になっていない道路の場合につきましても、雪山が非常に高いですとか、あるいは道路幅が狭い等の場合には、状況に応じまして交差点排雪や拡幅除雪等で対応することとしております。以上でございます。


【吉岡委員】

私は清田区に住んでいて、大谷地駅のバスターミナルを利用することが多いのですが、大谷地は都市間高速バスや新千歳空港行きバスなども止まる、大規模なバスターミナルで、出入り口は見通しもよく、常時きれいに除排雪されています。 

一方で、発着場という位置づけのターミナルは、地下鉄とバスの乗降客の通行も多く、車も多いところでありますが、出入り口に雪山が高く積まれ、 歩行者も車も見えにくく、バスがバス通りに出るまでに通る道が凸凹で路面状況が悪い、バスも出にくいなどが見られます。 発着場という小規模のバスターミナルであっても、出入り口の除排雪については、安全確保のために配慮していただきたい。 また、そういう位置付けもしていただくよう申し上げて質問を終わります。