大雪とコロナ感染が収まらないなか、今年初めての定例市議会が始まりました。
2月15日から3月30日までの長い市議会で、2022年度予算などを審議します。
一般会計だけでも、1兆1600万円という大金です。
来年度予算や補正予算、条例改正など、43件の議案と報告が出されました。
4月1日には北海道初の夜間中学校が開校されますが、その一方で、小中学校の統廃合計画が進められています。
秋元市長は、新幹線札幌延伸、札幌駅前再開発、マイナンバーカードやデジタル推進には前のめりです。今は特に2030冬季オリ・パラの招致に、異様な力が注がれています。2月16日には、「冬季オリ・パラ招致調査特別委員会」が開かれましたが、委員会終了後に、1人の方が共産党の控室に見えました。
市議会を傍聴するのも、共産党に来るのも初めてというその方は、「共産党の言っていることが市民の今の感情だ」と話していたそうです。
「他にもっとお金をかけるところがあるでしょう?」これが多くの市民感情だと言うのです。
地方自治法第一条の「地方自治体は、住民の福祉の増進を図ることを基本とする」、このことが嘘偽りのない札幌市政にするために力を尽くします。
(2月21日 記)