2020年7月9日木曜日

第3回臨時議会

 第3回臨時市議会が7月2日、3日に開かれ、コロナ関連の補正予算は全会一致。

 松浦前市議の除名処分取り消し裁判の判決に対する控訴については、共産党の太田市議が「司法の裁判を重く受け止めるならば、控訴すべきではない」と反対討論を行いましたが、採決では、反対が共産10と市民ネット1で、反対少数で控訴が決められました。

 このたびの補正予算は117億円。観光振興や、交通事業者、宿泊施設、文化団体などへの支援をはじめ、様々な分野にわたっています。最も予算額が多いのは医療強化と感染予防の61億円で、内訳の一部を紹介します。24時間体制で救急患者を受け入れている二次救急医療機関等の診療体制確保の費用に32億円、相談窓口や帰国者・接触者相談センターの体制整備費に1億円。

 児童福祉施設の保育士や民間学童保育の指導員、18,000人に5万円が「慰労金」として支給される9億円も組まれています。

 医療や介護従事者の「慰労金」が 市の予算にありませんが、北海道が支給する仕組みになっていて、 287億円予算化されていて安堵しました。

 緊急事態宣言のもとでも開所し、いつもより長時間保育に当たっていた清田区の学童保育の指導員は、「『慰労金』がでることが、今後の大きな励みになる」と笑顔で応えました。
(7月8日 記)