2021年6月3日木曜日

ジェンダー平等

  新垣結衣さんと星野源さん主演のテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で、新垣さんが、自身の妊娠をパートナー役の星野さんに告げる場面(私の記憶)です。

 星野「僕は〇さんの子育てを支えますから!」新垣「支えるってどういうことなんだろう?二人の子どもなんだから『支える』ではなくて、一緒に育てるんじゃないのだろうか?」と疑問を言葉にします。

 2年前、ある医大で「女性は結婚や出産で長時間勤務ができない」などの理由で、女子受験生らの得点を操作し、男子に優位な不正受験が大問題となりました。

 不正受験は絶対に許されません。一方で背景にある医師の長時間労働改善の必然性も明らかになりました。

 今国会では、LGBT(性的少数者)法案審議で自民党議員から聞くに堪えない差別発言が出されていますが、日本のジェンダー平等度は世界156か国中120位、G7最下位です。

 国際的な人権保障の発展の中で、日本共産党は昨年の党大会で、「ジェンダー平等社会」について明記しました。

 「ジェンダー平等社会を作る。女性の独立した人格を尊重し女性の社会的進出・貢献を妨げている障害を取り除く。性的指向と性的自認を理由とする差別をなくす。」(抜粋)

 目指すは、すべての個人が尊厳を持って生きることのできる社会です。

(6月1日 記)