21日にアレンネルソンさんをしのぶ会を、清田区9条の会連絡会で催しました。
五年前にアレンさんを迎えて取り組んだ『平和のつどい』で通訳をしてくれた影山あさ子さんがDVDによる映像とトークをしてくれました。
故アレンさんの自宅でのインタビューでは、あまりにも生々しいベトナム戦争での体験に吐き気をもよおし、ようやくの思いで映像を見ることができました。
米海兵隊の新兵訓練所である、ブートキャンプの映像は目に焼き付いています。
まだ少年の面影をのこしている隊員が2週間の訓練期間に個性や人格を奪われ絶対服従の海兵隊の人殺しマシーンに仕立て上げられるのですが、丸坊主にされるシーンがありました。
バリカンで頭髪を刈り込められたその瞬間、黒人の青年の頬にひとすじの涙が流れました。
私の耳に青年の心の叫びが聞こえたようで、我が子の叫びが聞こえたようで、それは人間として申し訳ない気持ちが胸いっぱいに溢れました。
2010年まで札幌在住していた、アレンさんの友人でもある山本光一牧師から、花束とメッセージが届きました。