2025年6月26日木曜日

「ミサイルよりお米を!」

 小池晃書記局長を迎えての22日の街頭演説会は、怒りの中にも笑いを織り交ぜて、元気と希望が湧いてくる演説会でした。


写真左から、紙智子参議院議員、小池晃書記局長、はたやま和也参院比例予定候補、清末愛砂室工大教授(=6月22日、札幌大通西3)

今日の「しんぶん赤旗」日刊紙トップを飾ったのは、東京都議選報告の街頭演説会でした。東京都議選は19議席から14と議席減となったのは残念ですが、2人区、3人区で議席を獲得しているのはさすがです。

札幌も毎日暑い日が続いていますが、清田区内でもハンドマイク宣伝や訪問、つどい、電話がけ、そしてSNSなどで熱く支援を訴えています。

30℃を超えた今日、失業中の方からは「物価が上がっているので、扇風機はあるけれど、なるべく使わないようにしている」とメールが来ました。

日本の軍事費は今、1980年の4倍の8兆7000億円ですが、トランプ政権は、今の2.3倍の20兆円を要求しています。7月1日予定の日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開いてはアメリカの要求が明らかにされ、参院選で自民党の苦戦が予想されるため延期をしたと言われています。 

アメリカと大企業いいなりの政治を変えるチャンスの参院選です。共産党を増やして、与党は少数に!ミサイルより、お米を!教育費を!社会保障を!最賃アップを!消費税減税を!

(6月24日 記)

「清田区新聞」2025年6月29日号

 

 

2025年6月19日木曜日

「はたやま&宮内事務所びらき」

 11日、北区サンプラザで開かれた、「日本共産党 はたやま和也・宮内しおり事務所びらき」に参加しました。


道委員会千葉委員長の開会あいさつに続いて、戦争させない市民の風・北海道の小林久公さん、女のスペース・おんの山崎菊乃さん、道労連議長の三上友衛さんから連帯と期待のあいさつ。

24年間の国会議員生活最後の本会議討論を終えて駆けつけた紙智子参議院議員の「必ずバトンを手渡す」の訴えに目頭が熱くなりました。

 

国会から駆けつけた紙智子参議院議員

宮内しおり道選挙区予定候補、 はたやま和也比例予定候補が力強い決意表明。

決意表明をするはたやま和也比例予定候補

宮内さんの聴く人を魅了し包み込む訴えと、全国比例候補として、さらに力強く磨きのかかった、はたやま和也さんの訴えが胸に響きます。本当にダブルで国会に送りたい!

決意表明をする宮内しおり道選挙区予定候補

深刻な米不足と物価高騰が国民の暮らしを圧迫するもとで、国民が望む消費税減税には手も付けず、まともな対策もない。学問の自由を奪う「学術会議解体法」を強行、「選択的夫婦別姓」は先送りの今年の国会ですが、与党が狙った「高額療養費制度」の改悪は、当事者の声が少数与党を追い詰め廃案にさせました。

世界の平和が脅かされる今こそ、日本共産党が大きくならなくては!


今度こそ心から喜べる選挙に!

(6月15日 記) 

 

「清田区新聞」2025年6月22日号

 

 

2025年6月12日木曜日

「定例市議会終わる」

 第二回定例会が今日で終了しましたが、今議会で提出され議決された議案の一部を紹介したいと思います。

文教委員会では、政府の「GIGAスクール構想」により小中学校で使用しているタブレットパソコンが古くなり、14万7748台を買い替えるための予算が計上されました。

最初は国が全額交付しましたが、今回は補正予算81億円のうち、国は3分の2で、札幌市が3分の1の27億円を負担します。

小中学校には公費で買って子どもたちに貸し出していますが、高校は自己負担となっており、共産党は高校生にも無料で貸し出すように求めてきました。

全国で最初配布されたのが900万台、5年ごとに買い換えるとのこと。不要となった膨大なパソコンがどのように処理されるのか気になるところです。

また、経済観光委員会では、 厚別区のアクセス札幌の後継施設として元グリーンドーム跡地に建設中の「札幌展示場」での使用料の減免や交通渋滞について質問に立ちました。

札幌展示場は2027年9月開業予定で、展示場の広さがアクセスの3倍になり、1キロ先には札幌ドームがあります。経営問題や交通渋滞、市民利用の点でどうなのか、市民目線で今後もチェックしていく必要があると思います。

(6月3日 記) 

 

朝の街頭宣伝で消費税減税とコメ増産について訴える吉岡市議(=6月10日、白石区南郷18丁目)

 

「清田区新聞」2025年6月15日号


 

2025年6月5日木曜日

「代表質問」

 5月30日に共産党の代表質問に立ちました。

取り上げたのは、 札幌市地域公共交通計画、在宅医療、札幌市障がい者協働事業、学校環境の充実と就学援助制度の4つの大きな項目です。

代表質問に立つ吉岡市議(=5月30日、札幌市議会)

「地域公共交通」の項では、都心部は地下鉄・JR ・市電・バス路線が廃止になり代替交通が必要になっている地域が増えている問題を取り上げました。

また、子どもの問題では、学校給食について質問しました。札幌市では、現在小・中学校298校のうち164校で給食室が整備され、単独・親子調理方式で1日約14万3千食が提供されています。これを札幌市は「あり方検討」として、センター方式、デリバリー方式を含めた調査を民間に委託したところ、「センター方式」が最も高い結果が出されました。しかし、「評価が高い」というのは、主に経費の面です。

私は、最も重要な子どもたちの食育の面から単独・親子調理方式を続け、これからも豊かな給食を子どもたちに経験させたいと思います。翌日の道新でもこの2つの質問が掲載され嬉しく思いました。  

 選挙間近で忙しい中、傍聴に来てくれたみなさんの大きな拍手に励まされました。本当にありがとうございました。

 (6月3日 記)

代表質問を終え、傍聴者との懇談会であいさつする吉岡市議

 

「清田区新聞」2025年6月8日号

 

 👉代表質問の全文は市議団のホームページに掲載しています

 

2025年5月30日金曜日

「時給63円」

 「私はコメは買ったことがない。支援者の方々がたくさんコメをくださり、売るほどある」と発言し、江藤農林水産大臣が辞任したのは当然と言えます。

ところが、後継の小泉進次郎氏は「どんな手を使っても価格を制御する」「備蓄米、残りの30万トン全部使ってもいいと思っている」などと、さっそく、無責任な発言をしています。何という軽さでしょうか。

農水省は3月28日、2023年度の「農業経営統計調査」の確報を公表しました。それによると、家族農業の米農家の平均では、作付け2.2ヘクタール、年間の農業粗収入は319万6千円、経営費は314万5千円で農業所得は、何と5万1千円。家族労働時間807時間で割ると、米農家の時給は、な、な、何と「63円」となっています。こんなことを続けられたら、お米を作る人はいなくなってしまいます。

現に、北海道は2015年に103,900人だった農業生産者は24年には69,000人と10年間で3割以上激減しています。そんな中でも、この時期、田植えは真っ盛りで、5月中には多くの地域で田植えが終わる見込みといいます。

減反政策はやめて、38%しかない食料自給率50%に引き上げましょう。

(5月27日 記) 

早朝の街頭宣伝で訴える吉岡市議(=5月27日、白石区南郷18丁目)

 

「清田区新聞」2025年6月1日号

 

 

 

2025年5月22日木曜日

「2025平和行進」

 核兵器廃絶と被爆者の実相を世界に訴え続けた被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を受賞して今年は初めての平和行進です。

パレスチナガザ地区では、イスラエルの爆撃で連日三桁の市民が命を奪われ、ウクライナはロシアの軍事進攻に今もさらされている今、私たちも沈黙しているわけにはいきません。

5月6日に、快晴の礼文島を出発した平和行進全国幹線コースは、名寄を経由して17日に札幌入りし東京までタスキをつないで歩きます。

幹線以外に道内はオホーツクや根室、釧路、ふるさと銀河線コースなどなど、札幌市内もいくつものコースで取り組まれています。

清田区コースは17日、清田イオンからヤマダ電機までの36号線を、歌ったり「核兵器廃絶」「戦争反対」をアピールしながら、おのおのが持ち寄ったグッズを手に歩きました。

国民平和大行進 清田コース(=5月17日、清田区)
 

「広島へ長崎へ」の歌は清田区年金者組合書記長で道内の通し行進者を続けていた故 鈴木猛さんが作詞した歌です。この歌を歌うと鈴木さんの平和への思いとともに元気が湧いてきます。

30分行進し、行進後は2時間(!)新婦人の班の仲間とランチを楽しみ、ランチの後は元来た道を歩きました。

 


(5月20日 記) 

 

「清田区新聞」2025年5月25日号

 

 

2025年5月15日木曜日

「若葉のささやき」

 大型連休もあり、今朝は久しぶりの早朝宣伝でした。いつも私たちが宣伝している場所は他党の皆さんが先に宣伝していたため、場所を変えて宣伝しました。ビラや日曜版宣伝紙の受け取りがいつもより良く、また通りがかりの方から激励もされ、気持ちの良い宣伝でした。

 

朝の街頭宣伝で訴える吉岡市議(=5月13日、白石区)

 参議院選挙の公示まで2か月を切り、物価高騰のもと、消費税減税、軍事費、憲法、学術会議解体法案など問題山積みのなかで出てきた自民党西田参議院議員の問題発言。歴史を改ざんし、沖縄戦犠牲者を冒涜するような発言は許しがたいものです。

 地下鉄南郷18丁目の朝宣の後、栄通を通ると、いちょう並木が淡い黄緑色に衣替えをしたように色づいていました。

 そして夕方、車で走行中に、NHK FMラジオの「大竹しのぶのスピーカーズコーナー」で、天地真理の「若葉のささやき」が流れました。

「若葉が街に急に萌え出した~」で始まる1972年発売の歌。実はカラオケの18番です。高い部分の音の声が思うように出なくなり、まるで鶏が首を絞められたような声…ですが、大きな声で歌ってスカッとしました。

 21日から始まる第2回定例会を控え、30日の代表質問を寝ても覚めても考えながら。

(5月13日 記)

 

 

「清田区新聞」2025年5月18日号