10日の最終日を前に市議会は、来年10月実施の下水道料金値上げを審議する特別委員会が開かれ、今日は参考人を招いての聴聞会があり多くの市民が傍聴にかけつけました。
聴聞会の参考人は4人でしたが、共産党が推薦した北海道生活と健康を守る会副会長の沢野天(さわのたかし)さん以外の3人は現在あるいは過去に市下水道部会審議委員を務めた方ばかりで、「 市の下水道料金の29年間据え置きは特筆すべき」「政令市で2番目に低い」などと、値上げ推進意見のオンパレード。
沢野さんは、条例改訂案の平均値上げは23%だが、4年後にはまた17%の値上げをするといっているので今回と合わせると40%にもなること。市の下水道料金は安いというが、一緒に払っている水道料金は政令市で最も高いことを示しながら、実例をあげて値上げの撤回と、低所得者への減免制度の創設を訴えました。知らない市民も多い中、議論も全く不十分です。
明日は委員会で審議・採決、明後日は本会議で採決の予定ですが、そのあとの12月下旬から市民へのパブリックコメントは言語道断です。共産党は今日、修正案を出し、最後まで市民負担を許さない態度で臨みます。
新年こそ、市民の声が届く市議会へ。良いお年をお迎えください。
(12月8日 記)
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| 朝の街頭宣伝で物価高騰対策と平和の問題について訴える吉岡市議(右側)と、まるこゆう子党清田区市政相談室長(=12月2日、清田区) |
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| 「清田区新聞」2025年12月14日号 |


