2022年6月16日木曜日

2023年市議選予定候補発表

 今日、テレビ塔の北にあるカナモトホールで、2023年市議選予定候補の発表がありました。

青山党道委員長は 、「激動の社会情勢のもとで、オール与党とも言える秋元市政を、市民の暮らし第1の市政に変えるため10区12人を目指す」ことを表明しました。

村上団長からは第2回定例会で、市民ネットと共同提出した「冬季オリパラ招致住民投票条例案」について、「否決となったが、市民からは今後招致反対の声がさらに高まる」と話し、党市議団が今後も引き続き市民の願いに寄り添って頑張る決意を述べました。

質疑の場面では、道新、朝日新聞から、「市長候補の擁立」「オリパラ招致住民投票条例の再度の提案」「野党共闘」「南区定数の1減と、中央区の1増」についての質問が出されて、主に青山委員長が答えました。

北区と東区は複数の候補を立てます。

北区の新人候補だけは誰になるか未定です。

千葉道書記局長から一人ひとりが紹介されました。いよいよ市議選が始まることに身の引き締まる思いを新たにしました。

22日には参議院選挙が公示されます。

リアルに戦争を感じる今だからこそ、100年もの間 身をもって「戦争反対」を訴え続けてきた日本共産党躍進のため、粉骨砕身して臨みたいと思います。

(6月14日 記)


2022年6月9日木曜日

「札幌市保護施設条例の一部を改正する条例案」の質疑と討論を行いました。

 2022年6月2日 厚生委員会で、議案第16号「札幌市保護施設条例の一部を改正する条例案」の質疑と討論を行いました。

質問する吉岡市議(=6月2日、厚生委員会)

 

 以下、文字起こしで紹介します。

 【吉岡 委員】

私から3点質問いたします。生活保護法第38条2項で、救護施設は、身体上、または精神上著しい障害があるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とする施設とすると規定されています。
本議案は、救護施設あけぼの荘の定員を90人から75人に変更する議案です。その理由として、入所者数の慢性的な減少傾向を第1に挙げています。2017年には平均87.2人だった入所者が昨年度は平均76.8人と、年々減っています。
そこで質問ですが、定員を割っている要因はどのようなこととお考えか伺います。

【阿部 保護自立支援担当部長】 
はい、札幌市には高齢者や障害のある方が入居できる施設の選択肢が多くありまして、そういった住居を選べる方が近年増えているため、なかなか救護施設の入所者の増には繋がりにくい状況にあるものと考えております。またあけぼの荘の居室は全28室のうち、4人部屋が10室3人部屋が17室と、3人部屋4人である割合が占める割合は非常に大きく2人部屋の割合が多い他の市内の救護施設と比較すると、1人当たりの居室面積が狭いということも定員に達しない要因であると認識しているところでございます。

【吉岡 委員】
プライバシーが守られる環境が望まれ、1人部屋、せめて2人部屋を持つ他の救護施設やグループホームなどを選択し、4人部屋が敬遠されているのだと思います。次に、年間施設事務費についてお聞きいたします。
先にいただいた説明資料によりますと、あけぼの荘の年間施設事務費は、定員が90名で、月平均入所が76名の場合、1億4428万4000円ですが、定員が75名で、76名入所の場合は1億6776万円。90名定員だと2338万円も減ることになります。
そこでお聞きしますが、同じ入所者数でも、定員数の違いによって差が出るのはどういうことか、お伺いいたします。

【阿部
保護自立支援担当部長】 
定員が異なることで収入に差が出るのは、どういうことかというご質問でございましたが、救護施設の主な収入は、入所人員に応じて生活保護の実施機関、区役所ですね、実施機関から毎月支弁されます施設事務費でありましてこの施設事務費は国が基準を定め、一般事務費と、あとそれと特別な需要や手厚い処遇が評価されて設定されます。
加算によって構成されております。まず一般事務費については、定員10人ごとの区分で入所者1人当たりの単価が設定されまして、定員が多くなるにつれて単価は低減する仕組みになっていることから、同じ入所人員であれば、少ない定員の方が単価は高く、結果として収入は多くなることになります。
また加算については、看護師加算など、いくつかの加算については、毎年4月1日時点の入所人員が定員の9割を超えていれば、その年は1年間認定されるという仕組みになっておりますことから、実態に合わせた定員に設定することで、加算が認定されて、収入が多くなる可能性が高くなるといったことになります。
このようなことから、入所人員に応じた適切な施設事務費をえるためにも、施設の入所実態に即した適切な定員を定めることが必要であると考えているところであります。以上です。

【吉岡 委員】
4月1日の入所率が定員の9割を切ったら1年間施設事務費が減額されるということです。
このような仕組みは、福祉施設にはなじまず、国に改善を求めるべきだと申し上げます。
次に、部屋の環境についてお聞きします。条例案では、現在10室ある4人部屋をなくし、3人部屋を4室増やし21室に、2人部屋を5室増やし6室にするとのことですが、それでも3人部屋では、1人当たりの面積は5.6平米で、畳3枚足らずしかありません。
あけぼの荘以外の民間救護施設より狭いのが実態です。そこでお聞きしますが、10年以上暮らしている方も多く、しかも高齢化している中で、このような居住面積では不自由な面もあるかと思いますが、認識を伺います。
 

【阿部 保護自立支援担当部長】 
あけぼの荘の居住環境に対する認識についてのご質問でございましたが、国の基準では、救護施設の居室の入所人数は4人以下とされておりまして、1人当たりの居室面積は3.3平米以上であることが定められております。今回の定員変更後は、現在10室ある4人部屋は全て3人部屋に変更して、現在17室ある3人部屋のうち5室は2人部屋へ変更することを検討しておりまして、この4人部屋を3人部屋に変更すると、1人当たりの居室面積は4.24平米から5.65平米へと増えることになります。
今後も、入所者のさらなる生活の質の向上に繋がるよう、居住環境の改善については、運営法人とも協議しながら、引き続き検討してまいりたいと考えているところであります。以上です。
 

【吉岡 委員】
別にいただいた資料では、今年4月1日のあけぼの荘の入所者は82人で、90人定員の9割を超えています。
入所を増やす努力もされてきたのだと思いますが、来年度の定員削減を今決めるのは拙速です。あけぼの荘の基本方針では、「利用者の人権とプライバシーを最も尊重します。組織施設は、1人1人の家であると考え、私的空間を確保できるよう配慮いたします」としています。
先ほど国の基準がひと部屋4人。また、1人当たりの居室の面積が3.3平米以上だと御答弁がありました。しかし、それは最低基準ですし、3.3平米といえば、畳2枚あまりにももうひどい状況では少ない状況では、狭い状況ではないかと思います。
公的施設にふさわしい住環境にしていくことともに、定数を削減しないことが公的施設の役割だと申し上げて、質問を終わります。
 
【委員長】

他に質疑はございませんか。なければ質疑を終了いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

 

【吉岡 委員】 
私は、日本共産党所属委員を代表し、ただいま議題となっております議案第16号「札幌市保護施設条例の一部を改正する条例案」に反対の立場で討論いたします。救護施設札幌市あけぼの荘は、身体や精神に障がいを抱え何らかの生活上の問題があるために、日常生活を営むことが困難な方々が入所し、他の制度では対応できない方を受け入れる、地域のセーフティーネットとしての役割があります。本議案は、2018年に続き、あけぼの荘の定員を削減し、2017年には100人あった定員が、このたび15人の削減で75人定員になるというものです。環境改善するために、4人部屋をなくし、3人部屋と2人部屋を増やし、1人当たりの居室面積を増やすというものですが、他の民間救護施設の1人当たりの面積と比べると、それでもまだあけぼの層の方が狭いというのが実態です。
定員削減の背景には、4月時点で定員の9割を満たしていない場合、1人当たりの基本単価が下がり、加算がつかない項目があるなど、その後の1年間にわたり施設事務費が減額されることがありますが、本年2022年4月1日現在あけぼの荘の入所者数は82人であり、90人定員の9割を切っていません。
本条例案は、2023年度からの定員を削減するものでありますが、拙速であると言わざるを得ません。定員削減ではなく、公的施設にふさわしい住環境改善こそ行うべきであり、反対です。

【委員長】

他に討論はございませんか。なければ討論を終了いたします。
それでは採決を行います。議案第16号を可決すべきものと決定することに賛成の委員の挙手を求めます。賛成多数であります。よって議案第16号は可決すべきものと決定いたしました。以上で委員会を閉会いたします。

 

 

オリパラ住民投票条例案否決

 第2回定例市議会が閉会しました。

ちょうど3週間、濃厚な市議会でした。

共産党と市民ネットが提出した「議案第32号 2030北海道・札幌オリンピック・パラリンピック冬季競技大会招致に関する住民投票条例案」が、市民もマスコミも注目されるなかで審議されました。

条例案に反対した自民・民主・公明の会派は、委員会の審議のなかで、青少年育成、経済効果、街の魅力アップなどをあげていましたが、その中に「冬季の豊かな生活を運営する国際都市としてさらに飛躍していく絶好の機会」という議事録を見たとき、私は、ある町内会長さんが憤っておっしゃっていたことを思い出しました。

「大雪が降ったからといって、『想定外』という言葉は言っちゃいかんのだよ!あんたわかるかい?『想定外』というのは札幌市は言っちゃいかんのだよ!」と言われました。

札幌市のアンケートにあったように、「ほかに税金を使うところがある」というのが大方の市民の感覚ではないでしょうか。

オリパラ招致に対する市民の懸念に対して、「真摯に耳を傾けて、理解促進や課題解決に向けて市民と取り組み」という他会派の表明もありましたが、説得するのではなくて、住民投票で市民の意思を問うべきだと思います。

明日は、共産党の来年4月の市議選候補の発表、「市政の主役は市民」であることを選挙戦で示したいものです。

(6月6日 記) 

 

 

定例市議会最終日、村上ひとし議員(厚別区)が日本共産党を代表して討論を行いました。↓↓

第2回定例議会 討論 村上 ひとし議員(2022年6月6日) 

2022年6月2日木曜日

代表質問傍聴者の声

 きょう、共産党の代表質問があり、長屋いずみ議員(北区選出)が質問に立ちました。平和の問題、市民のくらし、札幌駅周辺の再開発、コロナ対策など50分の代表質問終了後、傍聴された北区の方々を交えて久しぶりに懇談会が行われましたので、いくつか紹介したいと思います。

初めて市議会を傍聴したという女性は、開口一番「代表質問している間、ずっとおしゃべりをしている議員がいてびっくり。そのことを注意されないことにも驚きました」と。私も初めて議会傍聴したときに同じことを思ったので、思わずうなずきました。

「市長が、オリンピック・パラリンピックの招致に関する質問に明確に応えていない」「市営住宅管理戸数を抑制していくと聞いてびっくりしました。民間賃貸住宅も活用というけど、家賃も差が出る。入りたくても入れない人がたくさんいるのに困る」「丘珠空港の滑走路が伸びる事は心配」などなど活発な意見が寄せられました。

もう15年前になるでしょうか、新婦人の「憲法学習サークル」の講師をしてくれた桒山弥壽男先生の変わらないにこやかなお顔に久しぶりに会えました。

さて、今夜は忙しい夜です。

一つ目の「お元気ですか」の原稿はこれでほぼできました。二つ目、これがなかなか手ごわい「質問原稿」。そして三つ目は末息子に送るワンパターンの誕生日ケーキ。

(5月31日 記)


 

 

※代表質問は市議団のホームページに掲載されています。 ↓↓

第2回定例議会 代表質問 長屋 いずみ議員(2022年5月31日)

 

エッセイお元気ですか「幸福追求の権利」(2015年1月14日 記)


2022年5月26日木曜日

オリパラ招致の住民投票条例

 昨日第二回定例会が始まりました。

ご存じの方も多いと思いますが、共産党と市民ネットの議員11人が、「30年冬季オリパラ招致の賛否を問う住民投票を行う条例案」の提案をしました。

ちょっとややこしいのですが、そのしくみについて説明したいと思います。

「議員提案」は、地方自治法が根拠となっています。

札幌市は6人以上の市議が賛成していれば「議員提案」ができるのです。

また、「札幌市自治基本条例」には、市は、市政に関する重要な事項について、住民の意思を確認するため、別に条例をつくって住民投票を実施することができますよーと書かれています。

「どうせ、否決されるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃると思います。そうかもしれません。でも、札幌市にとってオリパラ招致は「重要な事項」です。

市政のことを少しでも考えていく機会になればと思います。

実際、これまでドイツ、カナダ、オーストリアの都市で住民投票によってオリパラ招致を撤退した例もあります。

札幌市のオリパラ負担経費は459億円です。今のところね。しかも、関連経費は別です。それでも札幌市の除雪予算の2倍以上ですから。

住民投票で市民の声を聴きますよーと取り組めば、みんな札幌市政のことをまじめに考える、政治のことを考えると思うのです。

(5月24日 記)

 

 

※5月23日に提出した条例案と、小形かおり議員が行った提案説明はこちらからご覧になれます。 ↓↓

 議案第32号「2030北海道・札幌オリンピック・パラリンピック冬季競技大 会招致に関する住民投票条例案」(PDF)

 第2回定例議会 条例案提案説明 小形 かおり議員(2022年5月23日)

 


2022年5月19日木曜日

市政報告会

 草木の成長が著しいこのごろですが、4月、5月で、地域後援会や女性後援会主催で5回「市政報告」をさせていただきました。 

私からは、第1回定例会の、党市議団の予算組み替え動議や、意見書などについて説明をさせていただきました。 

5月に入ってからの報告では、15日が沖縄の本土復帰50年ということもあり、「沖縄戦戦没者の遺骨を含む土砂を採取しないことを求める意見書」が、自民党を含めた全会一致で採択されたことを報告しました。

 清田や北野の報告会では、今冬の大雪に対する怒りや、30年オリパラ招致に反対の声が圧倒的でした。 

平岡南地域の報告会では、ロシアによるウクライナ侵略をめぐって、戦争を体験した88才の参加者はじめ、みんなが「日本がどうすべきか」と かんかんがくがくと話し合い、「やっぱり、憲法9条はなくしたらだめだよね」と思いはつながりました。 

新婦人のアスパラ班内後援会の「つどい」は、市政報告のあと、日本共産党綱領「?パンフ」を参加者3人が分担して説明をしました。口火を切って説明したMさんはじめ、3人の説明が分かりやすかったと評判でした。

 「オリンピックの招致いいと思う」という意見や、「公園のトイレが和式で使えない」「公園の樹木がうっそうとしていてこわい」などの地域要求も寄せられ、もっと時間がほしい「つどい」でした。

(5月17日 記) 

 

 


 ※第1回定例議会の報告と市政アンケートの結果が掲載された「さっぽろ市政だより春期号」が発行されています。ぜひご覧ください。↓↓


さっぽろ市政だより2022年春期号(PDF)

 

2022年5月12日木曜日

白老ウポポイの旅

 平岡9条の会から呼びかけられ、白老ウポポイツアーに参加しました。ツアーには、アイヌ問題研究家の荒木幸穂さんも参加されました。

荒木さんは私が初めて挑戦した2007年札幌市議選の選対本部長で大変お世話になった方です。お話の中で強調したのが、ほかのツアーでは行けない「白老ウポポイ慰霊施設」のことでした。

ウポポイ慰霊施設(=4月27日、白老町)

慰霊施設はウポポイの一施設ですが、博物館や体験ホールなどがあるエリアから1.2キロ離れています。

主に明治以降になりますが、研究のためとしてアイヌ墓地から遺骨が掘り返されました。大学など全国で保管されていた遺骨は、2019年に完成した慰霊施設に集められ、地元への返還を目指してはいるもののなかなか進まず、今も1300体の遺骨が眠っています。

 

慰霊施設を象徴するモニュメント(=4月27日、白老町)

アイヌの方達には、コンクリートに固められた場所に保管することへの異論や抵抗があるといいます。太平洋の磯の香りをわずかに感じながら全員で黙祷を捧げました。

立派な慰霊施設をつくっても、未だに北海道大学も日本政府も、正式な謝罪をしていないことを私たちは忘れてはなりません。

「自分はアイヌ民族から言葉や仕事、土地を奪い植民地にした和人の一人として申し訳ないと思ったことがアイヌ民族に関わったきっかけ」だと語った元アイヌ民族博物館館長の言葉が深く胸に残っています。

(5月9日 記)