2025年8月22日金曜日

「2025年8月15日」

 戦後80年の8月15日、マスコミの取り上げ方も例年より力が入っていました。清田区の日本共産党後援会も区内で、終戦記念日キャラバンを行ない、ドライバーや、自転車の若者からの温かい声援に励まされました。 

3か所で取り組まれた終戦記念日キャラバン(=8月15日、清田区)
 

 市民のみなさんと一番共有したいのは、第二次世界大戦で犠牲となった日本人310万人、軍国主義日本が奪ったアジア・太平洋の人々の命2000万人超の歴史です。まずは、甚大な被害と加害、このことだけは肝に銘じたいと思います。

多大な犠牲のもとで作られた日本国憲法の「永遠の不戦の誓い」である憲法9条がボロボロになりながらも、今、土俵際で踏ん張っています。

靖国神社は、日本の過去の侵略戦争を「自存自衛」「アジア解放」の"正しい戦争”だったと主張する特別な役割の施設です。

15日、自民党を中心とする超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」86人はじめ、参政党は所属国会議員18人全員を含む計88人で集団参拝、日本保守党の百田尚樹代表も参拝し、野党の極右勢力が大挙して靖国神社に参拝をしました。

15日、私は74歳になりました。戦争をしない日本で生まれ生きてきた幸運な74年間でした。はて、この幸運をどうやってお返しできるだろうか。

(8月19日 記)

 

 

「清田区新聞」2025年8月24日号