2020年9月10日木曜日

胆振東部地震から2年

  胆振東部地震から2年が経ちました。

 大きな被害を受けた里塚地区、美しが丘、里塚霊園隣接地は、一部を除き今年中に工事が終了します。その間の被災者の皆さんのご苦労は計り知れません。

 1995年の阪神淡路大震災当時には個人住宅の建設支援金は、殆どありませんでしたが、被災者の切実な声と世論に押されて1998年に、所得制限なしで採択されました。

 胆振東部地震でも住宅の再建に最高300万円まで支援金が出たことで、一歩を踏み出せた被災者も多いのではないでしょうか。さらに今は野党が共同で500万円を要求しています。

 私たち共産党は地震から10日程たった頃、被害の大きい地域567軒を訪問しました。その時の対話が手元にあり、目を通すと被災された皆さんの当時の不安や怒りなどがまざまざと甦ってきます。

 訪問の中で町内会役員の方々とも出会えました。

 町内会長さんは言います。 「住めば都だからね」。しかし、里塚で引っ越しを余儀なくされた15軒の多くは高齢者と言います。

 今年も豪雨災害が後を絶ちません。今日のように蒸し暑い日、去年は暴風のため、ひと月も停電した地域があったことを思い出します。温かいシャワーの何とありがたいこと。

(9月7日 記)

 


 ※2年前の「清田区新聞」と「しんぶん赤旗」に当時の様子が掲載されています。

👉清流だより/被災地域訪問567軒に 清田区新聞(2018年9月30日付)

👉 北海道地震 「要注意」の貼り紙「どこに住めば…」/共産党 510軒訪ね悩み聞く/札幌・清田区 しんぶん赤旗(2018年9月18日付)

👉清流だより/はたやまさん、吉岡さんが被災者と懇談  清田区新聞(2018年12月16日付)